2010年5月25日

要請内容

要請の確認をしました。

私の日本で聞いていた要請内容は、大まかに分けると、

1、マイクロソフトオフィスやコンピュータについてのスタッフ・生徒への指導
2、センター内のコンピュータの修理、メンテナンス・メンテナンス指導

です。

2については問題ないのですが、1については私にとってかなりの変更がありました。

指導は「スタッフ」のみで、生徒はあくまで補助的にということです。

私の要請内容外に関することには相当に厳しくて、外部者、生徒に対してPC修理やPCルームの開放をすると激しく怒られます。
保守的・排他的であることを最近強く感じます。もちろん内部者は居心地がいいでしょうが、私的にはもう少し開放したいです。

現在行っている事は

●スタッフへのメンテナンス指導、ワークショップ(A+テキスト使用)
●毎日のメンテナンス・トラブルシューティング
●PCインストラクターへの指導
●生徒への指導(補助的なもの、たまに授業)

です。

却下された事は、

●コンピュータルームの開放
●外部者のパソコンの修理
●出張パソコン修理
●HW・トラブルシューティングのクラス(生徒向け、例外あり)

です。

外部者・生徒に排他的なことに対して最初はかなりイライラしていたのですが、考えを変える事にしました。

なるべくコンピュータにみんなが触れる事ができるようにと画策していたのですが、それは失敗に終わりそうです。ルールだと言われると何も言えません。
それならば、生徒に近いインストラクターや、住民に近いスタッフに私の意見をガンガン出して、学んでもらって、それをアウトプットしてもらおうと。


もちろん途上国なので、理解しがたい事やヤキモキすることはたくさんあります。合理的な日本的な考え方は全く通用しません。
自分の知ってる型にはめようとしていた事がそもそもの間違いだったのかもしれません。

技術移転、日本紹介の他に、途上国の現状を報告するということが重要である理由が少しだけわかった気がします。


生活に慣れた気がしてますが、まだ半年です。 

少しずつ、自分が変化しているのを感じます。
















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2 コメント:

ケニアめがね小林 さんのコメント...

排他的ってのはなんだかもったいない気もしなくもないけれど、そういうもんなのかね。
こっちでも家にPC持ってる学生っていないから、PCラボで触れる機会=人生のPC体験っていう生徒が多いので、PCって何ができるかから伝えないとダメですな。
今は導入というか、慣れというか、楽しんで触れてもらうきっかけとして、タイピングソフトを入れて触ってもらってます。ゲームは慣れにはいいね。度が過ぎたのは消してるけど。

ダグラス さんのコメント...

>メガネ小林さん
パソコンに出来るだけ触れてほしいので少し残念です。
センター内図書館のパソコンは開放してあるので(教育省なので管轄が違う)そちらと話をしてお手伝いをしています。
出来るだけパソコンを好きになってほしいですよね。

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