2010年6月27日

ピーター















同僚に買い物を頼みました。

私の町にはオリーブオイルがないので、となりの町にいるのなら買ってきてくれと言ったのですが、わざわざとなりの町から帰ってきて、その後にわが町オウタピで、オリーブオイル配合スキンクリームを買ってきました。

「これは食えるのか?」と聞くと、「これは肌に塗るものだよ。」

オリーブオイルを料理に使う文化がないので(オリーブオイルは高い)食用のイメージが湧かなかったみたいです。この町にないとわざわざ説明したのに。。まあ、しょうがない。
お金を払った後にクリームはプレゼントです。私は肌が弱いのでバセリン以外は使えません。









そしてその直後、隣のバーで一緒に飲んでいると、そこのスタッフの女の子に

「これを買ってくれ。間違えたから。」 で、売買成功。

「俺は金を手に入れたから敬から逃げなければならない。」

文化というか、何と言うか、笑ってしまいます。
目の前でもらった物を売らなくても。しかも俺損してるのに。

そんなピーターですが、私の保護者のように色々やってくれます。
一緒にサッカー見たり、村を案内してくれたり、教会連れてってくれたり。私の授業に一番熱心なのも彼です。

優しい彼は、町の人気者です。

2010年6月24日

本当に大切なもの














ジムがなくなりました。


スタッフが増えてジムのスペースがなくなった事とインストラクターボランティアの任期が終わった事が理由です。
ここには似合わないほどの素晴らしいマシンたちはどこかの倉庫に眠るようです。
この国の通常から判断すると、倉庫で壊れて2度と日の目を見ることはない、という事になりそうです。
そこかしこに壊れた機材が放置されています。


この半年で仲良くなった筋肉仲間を忘れません。
ベンチプレスを100キロに導いたマシンを忘れません。
足腰を鍛えたランニングマシンを忘れません。
この国で聞いた筋肉の声を忘れません。


この国に来て腹を立てたり憤慨したりした事は多々ありますが、初めて切なさを感じました。
利用者の多いこの町唯一のジムだっただけに残念でなりません。
私にチカラがあれば、と思わずにはいられません。


失ってわかる、本当に大切なものに出会った気がします。
別れではなく出会いとして、この門出をかみ締めたいと思います。

2010年6月19日

学ぶということ

最近スタッフ向けに授業をやっています。

1クラス6,7人で週2回×2クラス、約1時間半程度の授業です。
内容は、簡単なトラブルシューティングやハードウェア・ソフトウェアの基礎知識、ウイルスについてなどです。

2クラスのうちの一つが、大卒クラス。もう一つが、学歴がないクラス、です。

大卒クラスは、授業慣れしていてレベルの差はあれどやはり勉強に慣れています。談笑しながらも私が大事な事を言う時はメモを取り、すぐに自分のパソコンを確認したりする姿勢はさすがだと思いました。
ナミビアは学歴が全ての社会です。勉強をやってきたことは彼らのプライドの一つで、負けたくない気持ちが前面に出ています。
教えながらたまにドキッとする質問も受けます。私も日々勉強です。

そして、学歴がないクラス、です。
ナミビアは、学歴社会。彼らは掃除係、他雑務です。どんなに能力があっても、システムが変わらない限り出世出来ません。そして、私の授業を受ける姿勢に感動さえ覚えます。
学歴がない理由は、生きるため。英語は堪能で、機転も利く。
「学べるチャンスを活かしたい。したくても出来なかったから。」

最初は、どちらのクラスもやりたくないスタッフがいると予想してました。
希望者以外は来なくていいと釘をさしました。

始まると、学びの姿勢にこちらが圧倒されそうです。
授業の内容をこんなに考える事になるとは思いませんでした。


日本人は、学ぶチャンスがあります。
もちろん生きるために諦めることもありますが、死にはしません。
しいて言えば、学ばなくてもチャンスがあります。

学んだり、チャレンジしたり出来る事に感謝します。

先の見える環境に感謝します。

努力が実る現実に感謝します。

今の日本に、感謝します。


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2010年6月16日

相変わらずの英語

アメリカ人と友達になりました。

積極的に話しかけようと、私にしてはかなり頑張りました。
以前はビックリするくらい分からなかったのですが、今は何となく分かるようになってきてます。
しかし、もちろんちょいちょい聞き返すので、

「しゃべれるのに聞き取れないのね。なんで?」

と言われてしまいました。早いからだよ、スピードがっ。
まあ、しゃべれるという方を取ればある意味褒め言葉なので少しにやっとします。
最近気づいたのですが、短い簡単なフレーズほど聞き取れないです。今日は、

「Where are you from?」

がどうしても

「where are your form?」

に聞こえてしまい、なんという言い回しだろうと必死に考えていました。
そして、こっちが理解できない時は、スピードを落とすのではなく、表現を変えるという方法を採る、というのも分かりました。上のフレーズは

「Which country did you come from? 」

になりました。
要は、スピードには絶対に慣れる必要があるという事です。

油断していた英語に喝を入れられた感じです。

目指すはネイティブイングリッシュです。

2010年6月15日

勝利

We got victory!!!

日本勝ちました。
日本にいるとき以上に真剣に応援している自分に驚きました。

自分が日本人である事を強く感じます。

ところでワールドカップテーマソングは世界共通なのでしょうか?

こっちでは、「Give me freedom, give me fire ~~」という曲が流れています。

2010年6月13日

Twitter

Twitterにログインしてみました。

やっぱり使い方がよく分からない。でもとりあえずつぶやいています。
一人でつぶやき続けても心の病気になりそうなので誰かをフォローしてみようと思います。

誰かTwitterやってないかな~~。

2010年6月12日

ワールドカップ南アフリカ

ワールドカップ始まりました。

やはりみんなお隣の南アを応援するみたいです。
20年前は南アだった国なので当然といえば当然なのかな。

他にもイギリスやドイツなんかを応援するらしいので、日本が出たら日本を応援するように布教しています。
なんだかんだ関係の深い国を応援しますね。

ちなみに私は家族のいる日本とスペインを応援します。

ガンバレ~~~!!!

2010年6月11日

トラブル備忘録

こっちに来て遭遇したトラブルの備忘録です。

この数ヶ月間の思い出たちです。

ハードウェアトラブル
・電源が入らない (パワーケーブル異常。交換。)
・電源は供給されるが、画面に「no signal」 (CPUファン異常。埃の除去で再稼動。)
・停電の後ビープ音、その後電源が入らない (メモリ異常。時間が経つと動作。)
・OSのインストールが出来ない、システムファイルがコピー出来ない(メモリ異常。交換。)
・動作が遅い (Vistaにメモリ256MB。メモリ増設。不要ソフトアンインストール。)
・インストールCDを読み込まない (CD-Drive異常。exeファイルで処理。)
・キートップが外れている (はめ込む。)
・USBが読み取り専用になっている (属性の変更、強制フォーマットソフト等試みるが出来ない。故障の可能性。未解決。)

ソフトウェアトラブル
・デスクトップ画面が表示出来ない (ウィルス。ブートCDで駆除。)
・動作が遅すぎる (ウィルス。駆除後も動作不安定。再インストール。)
・ウィルスソフトがアップデート出来ない (ディレクトリからアップデート。)
・HDD(システムパーティション含む)が読み取り専用になっている (バックアップソフト使用。ブートCDから他のPCのパーティションを無理復元。正常動作後いろいろ書き換え。)
・プリンタが使えない (ドライバが複数インストール。全部消して再インストール。)
・PDFが見れない (adobe readerの再インストール。)
・オープンオフィスがマイクロソフトオフィスで開けない (保存形式の変更。)
・ウィンドウズにログオンできない (ブートCDでパスワードの強制クリア。Hiren's Boot CD使用。)

ネットワークトラブル
・インターネット(無線ラン、イーサネット)が使えない (ネットワーク系のデバイスドライバが全滅。全滅前に復元。)
・イーサネットが使えない (ケーブル不良。交換。)
・インターネットが繋がらない (ルータ側LANケーブルの接続不良。)
・ブルートゥースが使えない (ドライバの再インストールを試みるも同じエラー。未解決。故障?)

その他
・電話が動かない (ケーブル不良。交換。)
・VHSが取り出せない (分解して取り出す。)

並べてみると、意外といろんな種類のトラブルがありました。
特に多いのが、電源ケーブルの異常、USBの異常、それとウィルスです。
そういえばケーブルは一度爆発しました。
ウィルスは日常で、USBは同じ製品ばかりが壊れてるので製品によるのかもしれません。

考えている時は、意外と楽しいです。

2010年6月9日

食と衛生

ナミビアの食生活について紹介します。

ナミビア人は基本的に肉が大好きです。牛、羊、馬、豚、鶏や、それに似た種類の動物。他にも手に入れば象とか、草食系の動物は食べるそうです。
食べ方は、焼いたり、煮込んだり、燻製にしたりと、あらゆる調理法があります。基本的に美味しいです。肉の食べ方はホントに上手だと思います。

炭水化物は、北部地域はオシフィーマで取ります。マハングという小麦粉みたいなやつを練って作るみたいです。詳細はよく分かりません。砂が入っているので私はあまり食べませんが、話によると、くせになる味だそうです。

野菜は安くてたくさんあるのですが、あまりたくさん食べてるのを見たことがありません。肉のついでにちょちょっと食べるくらいです。

食肉用の動物は町や外れの方でよく見かけるのですが、野菜を作っている所は見たことありません。どこで作っていいるのだろう。他にも虫とか唐辛子とか地酒とかをよく売っています。どこかで拾ってきたり、作ったりして売ってるみたいです。

パンはすごく安くて美味しいです。魚もたまに売っています。魚は揚げる事が多いみたいです。
他には、パスタ、フルーツ、などは手に入ります。私の日常食はパスタになってます。


衛生事情なのですが、やはりよくないと思います。

とにかくハエが大量に飛んでいます。みんな全然気にしません。私も気にしなくなりました。
高いレストランとかではない限り、手で食べます。フォークとかも置いてあるのですが、あまり使いません。
食べる前に手を洗わないし、手を洗う場所もそんなにありません。みんな気にしません。

赴任して4ヶ月と少しで、約5,6回食中毒になっていると体感しています。

4回は発熱・下痢のみで、そんなにひどくはありません。風邪の可能性もありますが、感覚的に食中毒です。
あと2回は、発熱・下痢と、嘔吐です。これは確実に食中毒だと思います。
ナミビアは生水を飲めるのですが、私はその生水にあたっている可能性もあります。普段は飲まないようにしています。

思い返すと、月に1,2回は腹痛や発熱を起こしている気がします。おそらく衛生的なことが原因だと思います。

私は衛生に関しては全くわからないので指導などは出来ないのですが、衛生啓発活動の必要性をすごく感じます。日本では当然のことが、やはり当然ではありません。当たり前のことをすれば病気はもっと減ると思います。

そして現在食中毒中です。

辛い。

2010年6月7日

北部送別会20-1

20年度1次隊の送別会に行ってきました。


前日にダンスの練習のためにオンダングワという町に集まって、先輩隊員に手厚いおもてなしを受けました。
ダンス目的で行ったのですが、料理が美味しすぎて、お酒が進み、ちょっとした宴会になってしまいました。楽しい晩餐をありがとうございました。


翌日、サッカーの試合と交流イベントのためオングウェディバという町へ向います。

現地の人たちとの交流目的でのサッカーイベントはナミビアJOCVの恒例行事です。こういう交流会はずっと続けていきたいと思います。
しかしこの日は、スケジュールの都合で試合が明日に延期になりました。みんなで談笑しながらダンスの練習したり料理したりしていました。夕方には交流イベントのダンスが控えているので、お酒もみんな我慢です。


そして、ダンスの時間がやってきました。

最初に自己紹介を生徒達(中学生か高校生くらい)にします。ダンスの緊張も手伝って、口がカラカラに渇いて、グッドイブニングをかんでしまいました。もう少スピーチに慣れたいといつも思います。

そのままダンスに突入です。私が今回踊るのは、「choo choo train」と「よさこい」です。
特に「choo choo train」はかなり練習してきたはずなのですが、途中で振り付けがとびます。ここ数日1回も間違えてなかったにもかかわらず、2,3箇所間違えてしまいました。やはり本番には魔物がいます。

ダンスは何だかんだで大成功に終わりました。今回帰国する隊員が働いているセカンダリスクールでのイベントだったので、生徒達は淋しくて泣いています。先輩隊員も目にうっすら涙を浮かべて、それを見て私も目頭が熱くなります。ナミビアの生徒にとっては2度と会えない可能性の高いお別れです。頑張った分、つらい別れです。

名残惜しみながら宿に戻って、送別バーベキューのスタートです。

この2年間の思い出を聞きながら楽しい時間を堪能します。市場で買った牛タンや、昼間仕込んだ料理を囲んで、愉快に盛り上がります。

帰国隊員が誕生日が近かったので、サプライズケーキでお祝いをしたのですが、最後には全員顔がクリームまみれになっていました。面白い事が大好きなM隊員らしい、笑い声のたえない素敵な送別会でした。


そして次の日、交流サッカーです。
私はまさかの食中毒で出場辞退です。試合は見事に勝利を収めたので、まあ良しとしましょう。

試合後に名残惜しくみんなで談笑してました。
2年間はあっという間で、でも振り返るとすごくいろんな事があって、生徒達はすごくかわいくて、ナミビア人は優しくて、日本人同士もすごくいい仲間が出来て、本当に全部に感謝する、とM君は振り返ります。

日本ではありえないことを経験し、辛い事も含め、でも最高にこの時を感謝出来る。素晴らしい事だと思います。
笑うことが大好きなM君のやってきたことをしっかりと受け止めて、次に繋げていこうと思います。


ダンスへ向かう時、空を見て足が止まりました。

南十字星の見えるこの国で、自分を見つめなおしている気がします。

















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2010年6月4日

スパム注意!!

私からサイトの登録の勧誘メールを受け取った皆様へ。

「Shtyle.fm」というサイトの勧誘メールが私から届いた方がいらっしゃ ると思いますが、スパムメールです。
登録しないようにお願いします。

お騒がせして誠に申し訳ございません。

も し登録してしまった方は、

退会方法は
1.一度Shtyle.fm http://www.shtyle.fm/index.do にログイン

2.「ヘルプ」の中の「アカウント」のところにある
「アカウントを削除する場合はへどうぞ: このリンク」をクリック

3.画面に従って退会手続きを進める

で早めの退会手続きをお願いします。


メールを送ったことのある人にランダム にメールを送ってしまうみたいです。

もし登録してしまった人は全員に同様の退会内容を書いたメールを
送ったほうがよ いかもしれません。


ごめんなさい~~~。

2010年6月2日

ダンス

下半身強化の一環とナミビア日本紹介企画のためにダンスの練習を始めました。

見よう見まねで踊ってみたのですが、自分にビックリしました。
こんなに踊れないなんて。。。情けないというか、面白いというか。。

自分のダンスを動画に撮って見てみました。
あまりのセンスのなさに唖然とします。

高校生の体育祭以来のダンスですが、昔はもっとセンスのある動きをしてたような気がするのは気のせいでしょうか。ビデオで見たときは我ながらやるなと思った記憶があります。美化してるのかな。

結構器用に出来たのは過去の話のようです。今はとんだ見世物です。
嗤ってください。罵ってください。憐れなやつだと蔑んでください。


ということで、意外と楽しんで踊ってます。

身体を動かすと、下手なりに楽しめるものです。