2010年12月31日

チョベ国立公園インボツワナ














チョベ国立公園に行ってきました。




チョベ国立公園はボツワナにある野生動物を保護している国立公園で、ザンビア、ナミビアの国境近くにあります。



ザンビアのリビングストンから、バスでのんびりとボツワナへ向かいます。

国境のザンベジ川からは、ナミビア、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエと4つの国が見れます。

ボーダーをくぐったら、まあなんと、これまた雰囲気が全然違います。

ザンビアは混沌とした感じだったのですが、ボツワナはすごくきれいで洗練されています。ナミビアに似た感じです。



のんびりバスで到着したところで、まずはザンベジ川クルージングサファリ。


最初は鳥とか見て、退屈だなぁと思い始めたとき、カバが現れました。

近くで見るカバは、でかいし、何かすごい。

ちなみに肉は美味しいそうです。



お昼寝か、子供を守っていたのか、カバの群れに近づいたら、物凄い形相で追いかけてきました。猛スピードで逃げているはずなのですが、カバ、相当早いです。死ぬかと思いました。



その後は、アフリカゾウにちょっかいを出しにいきます。

目の前1メートルの所でゾウを目の当たりにしたのですが、でかいし、これも怖いです。

しかも船底が引っかかってどうやら身動きが取れてないみたいです。ゆっくり近づいてくるゾウ。死ぬかと思いました。



ワニとか色々堪能して、その後は昼食です。少しまったりです。











そして午後は国立公園内のジャングルサファリです。



最初はインパラばかりで退屈し始めたら、カバが現れました。もうカバはいいです。

鳥とかサルとかイノシシとかを見て、肉食いないかなと探してたら、ついにライオンが現れました。

ライオンはさすがにこの辺の食物連鎖の頂点なだけあって、威風堂々でくつろいでいます。我々もゆっくりとシャッターを切ります。くつろいでいる姿はただの大きい猫です。かわいいです。



その直後に、キリンが現れました。緑の多いチョベ国立公園に一番映えていたのがキリンだと思います。

夕日をバックにキリンを眺めると、もはやブラウン管の世界です。子供の頃に見たワクワク動物ランドを思い出しました。



一番遭遇したのが、ゾウ。

一番驚いたのは、数頭のコゾウを守りながら移動する群れ。10頭以上いて、子供を間にソロソロと移動していました。近づきすぎると物凄い顔で睨んでくるのですごく迫力があります。

そういえばコゾウが一度我々の車を威嚇してきました。コゾウのくせに。











そんなサファリを終えてその公園内にキャンプです。

ちなみに12月31日なので、これから年越しです。キャンプを張っているその横にゾウが普通にいたのには驚きました。大丈夫なのでしょうか。。



すっかり疲労困憊で、年明けを待たずに早々に寝てしまいました。外人さんたちはきっと新年までワイワイやってただろうと思います。彼らは元気です。




すごく思い出に残る年越しが出来ました。


野生動物、すごいです。
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2010年12月29日

ビクトリアの滝














ビクトリアの滝に行って来ました。



ビクトリアの滝とは、ジンバブエとザンビアの国境にある世界三大瀑布の一つです。

落差と幅の両面から見た滝の規模としては、イグアスの滝と並んで世界最大級で、ナイアガラの滝もこの二つの滝に比べるとかなり小さいそうです。



ビクトリアの滝はザンビアの国境付近のリビングストンという町にあります。

ナミビアからそのまま北上し、バスでこの町までのんびりとやってきました。





まずは、滝を横目で見る前に上から見下ろそうということになり、マイクロライトという不思議な乗り物で空を散歩します。

実は高い所が苦手な私は、この乗り物は相当地獄でした。



最初すごく爽快で風も気持ちよく、滝を遠くで眺めながら幸せを感じていました。

ところが滝に近づくと、風が強くなり、又滝の迫力にも押され、足がガクガクしてきます。



やっと壮大な滝を抜けたと思ったら、今度は眼下に見るはヒポとクロコダイルです。

凶悪なカバとワニがウヨウヨいるザンベジ川を見ていると、早く終われと祈らずにはいられません。




そんな罰ゲームのような楽しいマイクロライトを終えて、ビクトリアフォールズへと向かいます。


眼前にそびえる滝はやはり相当な迫力で、水しぶきがまるで雨の様。

カメラがびしょ濡れになりながらも、その場を離れる気にはなれません。まさに圧巻。



周りの緑もとてもきれいで、心がすっかり癒されていきます。

変な像が建っていたのですが、これは滝を発見したリビングストンさんらしいです。




そして次の日は、ラフティングです。


生まれて初めて水が怖いと思った最凶のラフティングコースです。

あははーとひっくり返って、そのまま死ぬかと思いました。完全に滝をなめていました。

水に落ちた後の全員の顔が本気だったので、ここのラフティングは、気をつけた方がいいと思います。


編集してyou tubeに上げようとしたら、ファイルのサイズがなぜか28GBになったのでやめました。残念です。




アフリカを満喫しています。


スケールが、でかいです。







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2010年12月27日

よいお年を

すっかり年末です。

私の暮らしているオウタピは、閑散としています。
ナミビアの人たちは年末は村に帰ってしまうので、町には誰もいなくなります。

そして私も今からザンビア、ボツワナへと年末旅行に行ってきます。
まだ体験した事ない他のアフリカの国の雰囲気を楽しんでこようと思います。


ネットが出来るか分からないので、少し早いですが、皆様よいお年を。

お世話になった皆様、今年もいろいろとありがとうございました。
このアフリカの地で、また一つ成長できた気がします。


今年がみんなにとって素敵で、そして来年はそれ以上に素晴らしい年であることを願います。

世界人類が幸せでありますように。

2010年12月26日

Christmas in Namibia

クリスマスがやってきました。


イベントが好きな私にとっては結構比重は大きめの催しです。

イブの夕方、ピーターが、

「明日の10時に車で迎えに来るから、準備しておくように」

との事。

ナミビア人は、大体早く来るか、遅く来るかなので、9時40分くらいには、クリスマスソング大音量で、一眼を首にかけ、ノリノリでピーターを待ちます。

10時。


11時。


12時。。


「ピーター遅くね?」

ルームメイトのカオル君とともに読書をしながら気長に待ちます。

13時。


14時。


15時。。。



カオル君は、庭の掃除を始めました。

私は、ミクシーアプリとかやってます。クリスマスに。


一眼レフを棚に片付け、部屋着に着替え、あきらめました。


ここはナミビア、そして相手はナミビア人、、忘れていました。。

年に一度のクリスマス。
私たちの時間を何だと思っているのでしょうか。。

こうしてまたひとつ、信頼という大切なものが失われていきます。あーあ。

あきれて怒る気にもなれないので、次会った時に言い訳でも聞こうと思います。

さすがに二度と約束はしないと思いますが。


10月25日、誕生日に、エトーシャ国立公園内でブッチ、放置。

12月25日、クリスマスに、パーティーブッチ、自宅に放置。


ナミビアで経験した大きな放置です。

ナミビアは私のイベントを見計らって放置を投げ込んでくるようです。

2010年12月23日

Summer Christmas




















クリスマスが近づいてきました。




今年のクリスマスはクリスマスっていう気がしないなぁと、ルームメイトのカオル君と二人でぼやいていました。


そこでふと気付いたのが、夏だからなのではないか?ということです。


確かにいつもは、冬の寒い時に、街のイルミネーションを見ながら、クリスマスソングをバックに、年の瀬を感じながら、何となく信号を待っている、まさにその時にクリスマスを感じていました。


現在は、夏の真っ盛りで、街というか町で、イルミネーションもなく、チャイナショップの中の変な熱気の中で流れる中華的クリスマスソングをバックに、汗をダラダラかいている、まさにその時にクリスマスを感じるはずがありません。




そんな感じなので、少しでもクリスマスを感じようと二人でクリスマスソングを探します。


定番のクリスマスソングを聴きながら、日本のクリスマスを思い出して少しだけホッとします。
そんなクリスマスを思い出していると、自分のあるホメオスタシスがアップしているのを感じます。それは秘密ですが。
思い出してみると、やっぱり冬は大好きです。




ちなみに、私の大好きなクリスマスソングは、ワムのラストクリスマス。


多分中学生の時に授業で覚えた気がします。
聴くとワクワクするのですが、結構セツナイ歌です。
私のサムワンスペシャルはどこにいるのでしょうか。


そしてもう一つ、チキンライス。

5年くらい前に、ダウンタウンの松ちゃんが作詞、槇原敬之作曲、浜ちゃんが唄っています。

今聴いても素晴らしい曲だなと思います。クリスマスと親孝行。すごく素敵な繋がりだと思います。




明日はクリスマスイブイブです。


初めての夏のクリスマスを、オウタピで堪能したいと思います。
 

2010年12月20日

幸せの価値観2

















隊員さんたちが遊びに来てくれました。


12月9日、Mr.O。12月10日、Mr.I。
12月14日、Ms.P and Mr.T。12月16日、Mr.A。

こんなバオバブしかない町に立ち寄ってくれてありがとうございます。
センターも年末で閑散としていて、スタッフも生徒も来ない12月にたくさんの刺激を頂きました。


後輩隊員さんからは、これからの事、目標。
私もそんなに赴任の期間は変わらないので、チャレンジしようとしている事や、悩みなんかを聞くのはすごく参考になります。

先輩隊員さんからは、今までの経験や経緯、そして帰国に際して考えた事、などなど。
帰国直前ともなると、色んな経験が集約されていて、とても楽しく話を聞かせてもらいました。

私は2年間任期のちょうど1年のところ。
失敗ばかりですが、楽しい経験をさせてもらってます。


特に感じる事は、幸せの価値観。


西欧諸国が押し付けた偏った文明が、本当に彼らを幸せにしているのかをとても疑問に思います。
自分達で作り上げたものではないからこそ、一生懸命に維持しようとしないのではないかと考えてしまいます。


飢え・医療、という問題はありますが、その種の問題にだけ関与して、後はほっといて好きにやらせた方が彼らの為なのではないか。

一握りの金持ち以外こんな文明求めていないのではないか。

彼らの身になって考えてみると、日本や欧米が行っている事は余計なお世話で彼らの幸せを邪魔しているだけではないのか。



実際ここ数年で急激にビルが建って、一見栄えているように見えますが、実際は金持ちがさらに金持ちになっただけで、みんな仕事なんて持ってないし、持とうとも思ってないし、外で何か拾って食べれば生きていけるし、休みになれば文明のある場所ではなく電気のない自分の村に帰って行きます。

何が一番楽しいかと聞くと、村でみんなとワイワイしている時が一番楽しいと言います。

マハングを収穫してオシフィーマ(主食)を作って食べて、牛や羊を絞めて、地酒を飲みながら肉食って、歌いながら踊りながら暗くなったら寝る。

そんな彼らの幸せで安定した世界を、文明至上な偏った価値観で先進国といわれる国が壊してしまったのかもしれません。


寝る間を惜しんで働いて、お金をたくさん持ったからすごく幸せだよ。
君も寝る間を惜しんで働いた方が幸せになれるよ。
とは、今の私には、言えません。


日本人である私と、ナミビア人の価値観。
少なくともあと1年間、考えてみようと思います。


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2010年12月15日

the actress - 華麗なる女優たち -

やればハマると分かっていました。

だからこそ避けてきた、「ミクシーアプリ」。

ついに捕まりました。その名も

「the actress  - 華麗なる女優たち - 」

ゲームクリアの人の中から抽選でハリウッドプチセレブ旅行プレゼント。
その他豪華特典やプレゼントたくさん。

ちなみに「LUX presents」です。

ハリウッドを狙いつつ、次のシャンプーは LUX にしようと、すでに戦略に踊っています。
LUX広報部、侮れじ。

私の女優キャロラインは今アクション女優として活躍しています。

私からお誘いが届いた皆さん、興味があったらハリウッド狙いましょう(マイミクが多い方が有利らしい)。

ミクシーブームから早5年。

こんな形でミクシー画面に釘付けになるとは思いませんでした。

しかし、楽しい。

2010年12月12日

大胸筋レポート

ここ1週間での大胸筋に関する気付きです。

とにかく、弱い。
いかに同じルーティーンばかりを繰り返し他の部位に刺激を与えていなかったのかがよく分かります。
パーシャルレップ法なんて考えていたのですが、とんでもない。
貧弱すぎて効果が期待できない。

まずはトレーニングの休養期間を短くして、大胸筋上部基礎を作り上げようと思います。もちろん間には丸一日の超回復時間はとります。2日以上の回復期間は必要ないほどに貧弱であるとの判断です。

来年の2月には韓流レベルの大胸筋を手に入れようと思います。
自分に負けるな。


筋肉は嘘をつかない。

結果がでない時はいつでも、自分に嘘をついている時です。

少年の詩

久しぶりにブルーハーツのライブビデオを観ました。

いつでも私の全部が詰まっています。

かっこよすぎます。

ヒロトは私の永遠の憧れです。

ずっと少年でいたいと思います。

2010年12月4日

大胸筋に関する考察

大胸筋といえば、筋肉のスターで、みんなの憧れだと思います。


前のブログでも書いたのですが、やっとベンチプレスも100キロ超を達成し、上級初心者くらいにはなれたのかなと思っていました。

しかし、どうしても気になることがありました。
こなしている重量、セット数のわりに、大胸筋があまり大きくないのです。

今までは初心者にありがちの「高重量を挙げればかっこいい」的な感じでやってきました。
一つ目標を達成した今、これからはより使える、そしてより美しい大胸筋を目指さなければなりません。


というわけで、改めて大胸筋に関して調べなおします。

検索を開始して30秒、もう理由が分かってしまいました。

ずばり、大胸筋上部のトレーニング不足。
これに関しては、今まで何度も目にしてきた当たり前の事なのですが、やはり人間、そこに近づかないと重要性を理解できません。そして今、はっきりとその重要性を認識できます。

大胸筋中部は、ベンチプレス、ダンベルフライ、普通の腕立て伏せでやってきました。

大胸筋下部は、主にディップスで知らずに鍛えてました。

そして大胸筋上部。
インクラインベンチプレス、インクラインダンベルフライ。足を高い位置に置いての腕立て伏せ。

マシンやダンベルはこの国ではなかなか入手しにくいので、主に自重でのトレーニングになりそうです。
腕立て伏せは、背中か首の辺りに何か重りをおけば重量は稼げるのでしょうか。その辺はとりあえず色々とトライしてみる事になりそうです。

そして大胸筋の内側はナロウグリッププッシュアップ。

大胸筋の外側はワイドグリッププッシュアップ。


ダグラスは燃えているか?

そう、ダグラスは燃えています。


昨日トレーニングしたのですが、我慢できないのでこれから大胸筋上部をトレーニングしようと思います。
加圧との併用で燃えるような大胸筋が3ヵ月後くらいに出来上がる予定です。


新しい目標を設定した今、わたしを止められるのは燃えるような恋だけだと思います。


ダグラスは恋しているか?

そう、ダグラスは筋肉に恋をしています。

2010年12月1日

地球人最強














地球人最強の二人(クリリン、天津飯)に強敵が現れました。



ナミビア東の果てのカティマムリロではクリリンが最近は縄跳びに凝っています。(戦闘力50億(ラストバトル時))
ナミビアとアンゴラ国境付近のバオバブの町オウタピでは天津飯が料理に凝っています。(戦闘力350億(ラストバトル時))



そしてナミビア西の最果てオプヲについに現れました。
日本マット界の至宝、武藤。(戦闘力9(参考:1巻登場時のヤムチャの戦闘力8))





というか、要は上京中(隊員総会)に髪を剃って遊びました。

2010年11月28日

事業仕分けについて(青年海外協力隊)

事業仕分けがまた行われているようです。

こっちにいるとあまり分からないのですが、きっと蓮舫さんがいろいろパフォーマンスしている事と思います。

金銭面や合理性で動く事が多い日本のような気がしますので、国際貢献が単なる無駄遣い、そして今活動している人が失望してしまうような状況を作らないように考えてほしいとも思います。
たった数万円の積立金がほしくて協力隊に参加してる人はたぶんいないと思います。

純粋に国際貢献の気付きやきっかけとなっているとも思うので、そういった心理的・感情的なプラス面に対してのフォローアップを政府に期待します。
こういうボランティアの制度が議論されて、より良くなっていく事は素晴らしい事だと思います。

テレビやマスコミでどういう風に報道されているのか分かりませんが、政府の事業仕分け評価コメントの抜粋を載せてみます。
せっかく私もボランティアに参加していますので、私の身近な人とかが少しでもこの事について考えてもらえたら幸いに思います。

★★★★★

■JOCA(青年海外協力協会)の不明瞭な関与、現地ニーズとのミスマッチ、甘い派遣要件、間接経費の重い負担等を総合的に考えれば、この仕組み自体が回復不能な制度疲労をおこしていると思われる。むしろ、ボランティアを行うNPO、NGOを側面支援する方式に切りかえるべき。数より質の問題である。JOCAとの契約は全面的に公開し、原則廃止。満足度と実施成果の無作為抽出評価を実施すべき。
※JOCA(青年海外協力協会)はJICA(国際協力機構)とは別の組織です。
JICA(国際協力機構)の中のJOCV(青年海外協力隊)というプロジェクトをJOCA(青年海外協力協会)がサポートしているという形です。

■青年海外協力隊の制度は抜本的に見直し。プロジェクトに対して、専門性のある人を派遣する。派遣数を減らし、個々の方のコストを引き上げ、質的向上を図る。

■「ア 派遣規模・体制の見直し」については、隊員の数ではなく、質の向上を図る。当面、数を20%減らす。
「イ JOCAとの契約の見直し」については、細分化して一般競争入札(実質的な)。
「ウ 国内積立金の縮減」については、慰労金は見直すべき。その他、ボランティア調整員の待遇を見直し、年収ベース(手当て込み)で削減。

■JICAの意識改革が必要。JICA幹部の人事刷新。

■JICAおよび外務省には、ガバナンス機能の徹底が完全に不足している。JICAのガバナンスに抜本的改革の余地があるため、ミスマッチが興っていることは明白。日本のプレゼンスを高めるガバナンスが不可欠。組織のガバナンスについて、抜本的な改革が行われれば、前回の仕分けて指摘した事項の改善は見込めない。特に現地ニーズとのミスマッチが起こることは、業務上致命的な出来事となるので、調整員のサボタージュは許されない。全体的には給与削減と連動させて、人材増を行うこと。

■国内訓練の量・質・人材体制の抜本的見直しによる経費削減。派遣先における調整員の質・業務体制の抜本的見直しによるマッチングの問題解決。以上2つを含むJOCAとに不健全なもたれあい構図の解消。

■JOCAへの委託の必要性が不明。JICAの経費削減の努力不足。JICAはガバナンスの抜本的改革が必要。隊員の社会復帰支援は大幅に削減すべき。

■ボランティアは派遣と現地ニーズのミスマッチ改善のために根本的見直し。国内積立金は、水準をさらに引き下げるとともに、名称を変更すべき。募集説明会の経費や会場の見直し。JOCAの関与は下げるべき。訓練は、語学以外は縮小。

■重点化及び規模縮小。基本としては、昭和40年から続いている「協力隊」方式を一旦リセットすべき。その上で、「現在の日本」がどのような国・地域に、どのような方法で、どのような人的支援をすべきか、新しい仕組みとして再構築する必要がある。民間ベースの人的、経済的交流も一般化しており、
目的及び対象地域の特化・重点化が必要。シニアボランティアは、積立金は原則不要。青年分は、半額以下とし、現地生活費のアップに充当。

■ミスマッチを是正すべき。改善スピードが遅々としている。明確な期限を区切って指摘された改善を具体的に報告されたい。ニーズの把握がどのようにされているのか不明。

■ニーズのマッチングを厳密に行い、中央政府や地方政府の行政部門への派遣とするなど、専門家に限って派遣すべき。協力隊経験者をJICAや外務省で登用するなど、国際協力を担う人材活用を考えるべき。

★★★★★

人それぞれ色んな考え方があると思います。
すごくいい意見だなと思うものもあれば、違う、と思うものも結構あります。

●ちなみに私の賛成意見
①JOCAとの不明瞭な関与を明らかにする
②JICA及び外務省のガバナンス機能の徹底
③ニーズのマッチングを厳密に行う

①JOCAに関しては、当然の義務だと思います。
②JICA及び外務省のガバナンス、これも当然の義務だと思います。協力隊事業というより、ここでむしろお金を浪費しているのではないでしょうか。
③ニーズのマッチングに関しては、今の段階でも他国と比べ、とても厳密な調査を行っていると思います(アメリカの場合、ニーズに合わなくて、最初の3ヶ月で3分の1くらいが帰国するらしい)。更なる飛躍を期待します。
また、ニーズを把握するということに関して、先進国的な考えで発言しているような気がします。
3ヶ月でCEOが引継ぎもなく何回も変わったり、全部納得できるけどなんとなく駄目だ、とか言ったりするのが発展途上国です。正式に契約した後に赴任して、誰だ?とかよくある事だと思います。
理屈で動いてないから発展途上なわけで、その辺は評価者ももっと現場を知るべきだと思います。


●反対意見
①隊員の社会復帰支援は大幅に削減すべき
②国内積立金の水準引き下げ
③量より質を重視
④専門家に限って派遣すべき

①、②ただでさえサポートがほとんどなく帰国後の進路の難しい日本の協力隊なのに、さらにこういうことをされたら社会還元どころか路頭に迷うか国外に出てしまうだけだと思います。
アメリカやヨーロッパの国々のボランティアは帰国後きちんとしたサポートを受け、国際協力の活動を好意的に評価されます。日本と逆ですね。
アメリカ、韓国などはボランティアの数を最近また増やしています。これも日本と逆ですね。
他国と比べるわけではないですが、日本は合理的とか効果的とかばかり考えて感情的なことをちっとも考えてない気がします。そんなに論理的な人ばかりではないと思います。
③、④難しい問題だと思います。質を重視しすぎると、志ある若者の扉を閉ざしてしまうような気がします。また、どの程度、何をもって質が高いというのかわかりませんが、帰国後サポートさえも取っ払おうとしている協力隊にそもそもそんなに集まらないのでは?純粋な国際貢献に対する意欲はとても大切な事だと考えます。技術だけではなく、若いエネルギーも十分に評価されるべき質だと思います。
技術的なことだけを質というのならば、質に関してはJICA専門家という制度がすでにあるのでそちらに磨きをかけたほうがよいのでは?
専門官さんたちは結構な給料をもらって(年収1,000万円前後らしい)来ています。


長々と協力隊事業について書いてしまいました。
あくまで私の意見ですので攻撃しないでくださいね。

日本が湾岸戦争とか、その他いろいろ、お金を出すだけで何もしないと非難される理由が少しだけ見えました。

実質的に貢献しているのは間違いないですが、もう少し人間の感情を合理的に判断できればもっと評価されるようになると思います。



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2010年11月25日

隊員総会 in Namibia


















隊員総会がありました。

ほぼ全員ボランティアが集まる数少ないイベントの一つです。
みんなニコニコと首都に上がってきました。

安全対策と総会をまとめてやってので、丸二日間話を聞いたり隊員同士で考えたりしてました。
特に安全対策に関しては、実際の強盗被害の報告などもあり、真剣な話し合いになりました。
途上国である事を忘れてはいけません。

総会も隊員の活動報告やインドネシア大使のお話とかが聞けてとても有意義でした。
他の隊員の活動報告はいい刺激になります。


そして夜は宴会でした。

活動の悩みを話したり、アドバイスしたり、楽しく飲んだり踊ったり、歌ったり笑ったりです。
なかなかみんな会う機会も少ないので色々な話が聞けてとても楽しかったです。
流しソーメン、カラオケ大会、BBQなどなどイベント盛りだくさん、インドネシア大使も一緒にカラオケを歌い、楽しくお酒が飲めました。楽しいお酒が一番です。


おそらく全員集まるのはまた来年のこの時期で、メンバーも半分以上変わっていると思います。

全ての出会いを最高のものにしていきたいと思います。


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2010年11月22日

PC国内研修 in Namibia














PC研修がありました



PC研修とは、我々日本人ボランティアがナミビア人の同僚に対して行うパソコンスキルアップを目標としたセミナーです。

私は一応コンピュータ隊員ということもあり、コンピュータウイルスについての講師を務めることになりました。
日本の訓練所での練習と違い、知らないナミビア人相手に英語でパソコンのレクチャーをするのは初めてです(職場での指導は気心が知れているので気を使わない)。
引き受けたはよいものの、実際ドキドキの講師初体験でした。



職場でウイルスの講義だと言って何度か練習はしたのですが、やはり本番は少し違います。
まず、みんなのスキルレベルがよく分からない。すごく頷いてくれている人もいれば、物凄く眉間にしわを寄せている人もいました。ちなみに内容は、

1.コンピュータウイルスについて
2.アンチウイルスソフトの使い方(ディレクトリからのアップデートまで)



3.USBメモリからの感染を防ごう(自動実行を止めたりとか自動スキャンとか)
4.ブータブルCDを使ってウイルス駆除しよう

です。

私の職場ではみんな気軽に止めて質問してくれていたのですが、やはり研修中は質問がしづらかったらしく、後からのアンケートでは、「もっと時間がほしかった」という意見を多く頂きました。もっと精進いたします。

他のテーマは、

■ハードウェアレクチャー、リペア実習
■OSトラブルシューティング
■インターネットメソッド
■問題共有と解決

でした。

それぞれ楽しくやれたので、まあよいと思います。
研修終了後の補講にもみんな参加してくれて、みんなのやる気が我々に充実感を味合わせてくれました。
みなさまご参加ありがとうございました。

みんな色々と意見はあると思いますが、私的には大成功だと思ってます。

私の職場の場合は、研修中の内容以上に職場に戻ってからのモチベーションの向上が目覚ましく、私の指導しているスタッフは、毎日パソコン室に来てくれるようになりました。
他の職員にもいい影響を与えてくれればと思います。


研修の立ち上げから頑張ってくれたKさんをはじめ、皆様お疲れ様でした。
みんな苦労は語りませんが、日常業務をこなしながらの講義内容の作成、勤務先との段取りその他大変だった事と思います。
私も頭を悩ませながらも、かなりたくさん得るものがありました。この素晴らしい学びの機会に感謝します。


トレードフェア、旅行、PC研修と続いていたので、いま少しホッとしています。

ピーターに尻を叩かれながら指導するという嬉しい悲鳴です。




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2010年11月20日

責任、転嫁

嘘をつく事と、責任転嫁が嫌いです。

もちろん私も方便的な嘘をついたり、心が弱くなったりすることはたくさんあります。
しかし、なるべく自分で責任をとりたいし、言い訳したりしないように心がけています。


今日、ナムポスト(ナミビアの郵便局)に行ってきました。

水曜日から一日3、4回毎日、アマゾンからの荷物が届いたのかどうかの確認がフェデックスからあるからです。
届いてないけど確認してくれてありがとうと言っていたのですが、回数の多さが気になり水曜日から毎日ナムポストへ通ってます。

日本から届くので送料はかなりの額になり、これまた送料の関係上まとめて買うので総額も結構な金額になります。

そして今日金曜日、再び私の荷物を訊ねます。
フェデックスから指定された番号(WAYBILL)を言うと、なんか態度が変わります。
やっつけで探していたのが、急にスタッフ総出で探し出して、急に何かを捲くし立てだします。
こないだは首都で今この都市で、ココに着たけどそのときは不在で・・・・・・、、、、、。。。。

「で、俺の本はどこにあるんだ?」

「ココにはないがあるかもしれないが、あなたの職場にあるとサインがしてある。けどココに届いてないかもしれないし首都に送り返されたかもしれない。」

「ここに水曜日に受け取りと書いてあるじゃないか。俺は水曜日に来ただろう。」

「それは私じゃないし、今探している。探しているのは大変な事なんだ。あなたの為にみんなが探しているんだ。」

「その証明のコピーをくれ。」

「、、、、、、、、、、、、。。。。。。。。。。。」


その後は無視です。最悪です。

逃げようとするスタッフを呼び止め、コピーをゲット。確かに私の職場で誰かがサインしてます。


職場に戻り、確認すると、そのサインは全く私の職場ではなく私の町の別の場所のサインである事が発覚(偶然にも私のクラスの教え子でした。だから発覚)。

フェデックスが届いてないのはおかしいとしつこく連絡する事に納得しました。
ナミビアの郵便局が適当に嘘ついて荷物が届いていなかったからです。フェデックス的には信用問題でしょうし、実際私も苦情を出したと思います。

遅れたことには文句は言いません。色んな事情があると思います。
嘘をついたこと、言い訳した事、責任転嫁したことには、明日大激怒しようと思います。

同僚と、必要になればサインミスをした本人も連れて行く予定です。
みんな快く付き合ってくれます。

要らない嘘は嫌いです。責任転嫁する理由は、よくわかりません。


最初から普通にすれば、すぐに解決した事。

これがこの国の単純で最大の課題なのだと思います。

2010年11月19日

パソコンが、突然落ちた

パソコンが突然落ちました。

インターネットエクスプローラが固まって、なんだ?と思った瞬間に、いきなりブルースクリーン、そして落ちる。

のぉ~~~~!! と久しぶりに声が漏れました。

この「の~」は「NO」ではなく、日本であまりに驚いた時に鼻の上の方から出る感嘆語のようなものです。どうでもいいか。

一度これでパソコンが再起不能になった事があります。
冷や汗が止まりません。

というのも、写真や音楽などは定期的にバックアップを取っているので被害はあまりないのですが、
この一週間作り続けているPC研修用の資料のバックアップを取っていません。

あれを今から一日二日で作るのは、不可能、というか、嫌っ!!!

ドキドキしながらスイッチを入れます。
普段より時間がかかりつつも、パスワード入力画面へ。

ホッとしたのもつかの間、パスワード入力後に、ブラックスクリーン。。


1分経過。。

3分経過。。


5分後くらいに、見慣れた画面が!! よかった。。。

来週Windows7に変えようと思ったのが、Vistaにばれたのかもしれません。
これからVistaに、大好きなことを伝えようと思います。

そういえば、5、6年前もWindowsME(不二子)で同じ目にあったような気がします。
そのときも不二子に愛を伝えました。

富士夫(インプレッサ)や幹男(ダイハツハイゼット)も同じようにへそを曲げた気がします。

もしかして物にも意思があるんじゃと思わずにはいられません。


そういえばこのVAIOに名前がまだありません。

ひらめきを待とうと思います。