2011年1月17日

玉子かけご飯

食中毒の原因が分かりました。


以下、引用。

鶏卵のサルモネラ汚染は、かつてはニワトリの消化管内に寄生したサルモネラが総排泄腔で卵殻の外側を汚染するためと考えられた。
そのため、汚染防止には鶏卵の洗浄が有効とされた。しかし、今日ではこうした卵殻の外側からの汚染のみではなく、S. Enteritidisなどがニワトリの卵巣や卵管に寄生し、ここから鶏卵の卵細胞そのもの、つまり卵黄の部分に細胞内寄生したり、その外側の卵白などが保菌することによって鶏卵を汚染していることも知られるようになった。
しかもこうしてサルモネラに感染した鶏卵からはしばしば発生を全うして健康な雛が孵化することが知られており、保菌鶏が再生産されることになる。こうした親子間の垂直感染を介卵感染と呼び、衛生状態に十分配慮した鶏舎でも汚染鶏卵や汚染鶏肉が生産される原因となっている。



日本では、生卵を食べる事が前提で販売されているので、サルモネラワクチンというのを接種しているそうです。
基本的には、ごく稀に卵の外殻に付着しているサルモネラに気を付ければよいだけの話らしく、しかも卵の殻は出荷の際塩素消毒するので、危険性はかなり低いです。

しかし外国の場合、そもそもの生卵を食べる習慣がないため、日本のような投薬管理・衛生管理は生卵を食べるには不十分です。
ましてや発展途上国の場合、サルモネラワクチンはおろか、外殻洗浄ももちろん行いません。

はっきり言ってしまえば、外国での生卵は、相当危険、ということです。


この国に来て、何度も食中毒になっています。
しかも、振り返れば心当たりも相当あります。私の生卵摂取は、日常です。
新鮮だから、卵ではない、と決め付けていました。



再び私の常識が打ち砕かれました。

外国で卵を食べる時は、気を付けましょう。



人気ブログランキングへ m(_ _)m

8 コメント:

サドゥー さんのコメント...

あら、毎回鶏刺身で食べてるから俺も気をつけないと…。
ってどーしよーもないけど…

ダグラス さんのコメント...

>サドゥーさんへ
中東の方はまだアフリカよりは良さそうなイメージです。
でも、気をつけた方がいいですよ!

KUMIKO さんのコメント...

ちょっと~

今じゃ日本でもお高い卵じゃないと
生では食べないという風潮になりつつあると言うのに・・

ナミビアで生卵なんて・・・

今日、茜と食中毒の兄の話で盛り上がりました。

外国で生卵はありえないってよ。やっぱり。

丈夫な胃腸に整腸することでしょうね。

ダグラス さんのコメント...

>KUMIKOさん
まさかそんな常識があるとは全く知りませんでした。
みんな普通に食べていると思っていたのに。
まさか私だけだとは。不覚です。

Unknown さんのコメント...

はじめまして
今年の6 or 7月から、協力隊 in ナミビア(エトーシャエリア)でPCインストラクターします
確かに、海外で生ものはかなりリスキーですねw

ブログ読ませていただいてPC環境結構しっかりしてるんだなってホットしました。
またちょこちょこBlog拝見させてもらいます!!色々情報教えてもらえるとうれしいです。

ダグラス さんのコメント...

>Kaoriさん
はじめまして。エトーシャの少し上の方でPCインストラクターをしています。
エトーシャということはオジョ辺りなのでしょうか?
たぶんすごく環境のよいところだと思います。

私のブログが少しでも来ナミビアのお役に立てれば幸いに思います。
よろしくお願いします。

デンスケ さんのコメント...

ナミビアに来て50個以上の生卵を食していると思うけど、平気。同居人も同様にめっちゃ食ってたけど問題なかったし。今まで平気だから今後も平気って保証はないけど、旨いから食っちゃうかな。まぁ買ったばっかの牛乳がどろどろだったこともあるし、虫が大量にわいてる小麦粉とかもあるし、当たり外れの確率は日本よりは高いか。

ちなみに犬8匹に噛まれた人ってコリハスの?それはリアルに怖いなぁ。

俺も最近洗濯物盗まれたり、外の電球盗まれたり(さっき気づいた)。

ダグラス さんのコメント...

>デンスケさん
今回同居の胃腸の丈夫なカオル君もやられたので発覚しました。
外国居住経験者全員に愚かだと言われたので、やめた方がいいみたいですよ。
私は胃腸が弱いので、5,6回は当たっています。。
もう、食べない。

野犬は、コリハスの彼です。
お互い気をつけていきましょう。

コメントを投稿