2011年1月5日

HAPPY NEW YEAR IN NAMIBIA














明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

こちらは灼熱の真夏で、日本は極寒の真冬ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
きっとそれぞれのお正月を楽しく過ごされている事と思います。

さてさて、振り返りと今年の目標です。

昨年はすごく変化の大きな一年でした。


初めてのアフリカ大陸。

初めての教師体験。

初めてのルームシェア。


初めてボランティアについて本気で考えて、

初めて貧困について本気で考えて、

初めて差別について本気で考えました。


事業仕分けもあっていますが、国民全員が国際貢献について真剣に考える良い機会だと思っています。
国民全員がボランティアに目を向けているまさにその時に協力隊に参加できている事はとても有意義な経験なのかもしれません。


そしてこの一年もナミビアで過ごします。

やっと少しだけ慣れて周りが見えてきて、余裕も出てきました。
自分の考えるボランティア活動というものの全体像もおぼろげながら感じることが出来てきた気がします。
そして少なくとも、アフリカに来た当初とは全く形を変えたものになっています。

今年の私の目標は、知る手段を教える事と、選択できる力があることを教える事。

この国の人たちは、自分で学んで自分で選んで道を切り開くという事が出来る人が非常に少ないです。
アパルトヘイトが撤廃され、自由を手に入れたと喜んでいる彼らの行動を見ていても、とても自由に自律的に行動しているとは思えません。

模倣する事ひとつとっても、日本人のように、積極的に模倣してより良いものを作るというのではなく、まずは模倣するものを教えてくれ、模倣の仕方を教えてくれ、何か与えてくれ、と自分で考える事を拒みます。
そしてもちろんその結果は、言い訳や責任転嫁という形で現れます。
あいつがこう言ったから、あいつの教え方が悪い、みんなこうしてる。


そして今、その模倣に限界が来ているこの国では、やはり責任転嫁が始まっている気がします。
アメリカ大陸へ奴隷として連れ去られ、植民地化され、白人政権の中虐げられてきたのだから、これからは、与えられて当然だ。

我々日本や欧米諸国も、もっと与え方を考えていくべきだと思います。
現在の援助の形では、援助依存にはなっても、アフリカの人々は何も変わらないと思います。



全然正月らしくない正月に、正月らしくない事を考えながら過ごしています。

まあ結局、今年一年が楽しければいいなと思います。


ちなみに筋肉目標は、「大胸筋上部の発達」と「勝てる体作り」です。
 



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