2011年2月14日

異文化交流会と英語

ホームパーティに行きました。



私が住んでいるオウタピ周辺には、私が知っているだけで、スイス人4人・アメリカ人3人・フランス人2人・ドイツ人2人・日本人2人、のボランティアがいます(車で30分以内でいける範囲)。
そして新たに3人のアメリカ人のボランティアがやって来ました。


今回のホームパーティは、その新しいアメリカ人ボランティアの歓迎会のような感じです。
普段は欧米人は欧米人で集まる事が多いのですが、何かの節目になるとスイス人のベンジャミンやファビオがパーティに誘ってくれます。


今回の参加者は、スイス人1人・アメリカ人5人・日本人2人です。
メンバーのほとんどがアメリカ人で、女性。しかもその中に、どんなに我々が聞き取れなくても容赦なく会話を進める、強敵「エミリ」がいます。

スイス人のファビオが、「英語のスピードがたまに恐ろしく速くなるから気をつけろ、俺でもよく分からん。」とアドバイスしてくれます。
スイスは公用語にドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語を話し、尚且つ英語は当然という言語についてはすごい国です。そしてファビオは、英語の先生です。

しかしアメリカ人の中に、味方も発見しました。
パティは以前オウタピの食堂で食事をした事もある、日系のアメリカ人です。


そんな中で、楽しいパーティは始まりました。

現地語や日本語についての話や年末に旅行した話など、少しだけ上達した英語でなんとか乗り切ります。
エミリが話を振ってくれた事と、それに対応できた事に相当驚きながら、やはり1年もオウタピで一緒にいると情も湧いてくるのかなとしんみりなります。

しかし、やはり突然やってきました。
内容がボランティア活動の悩みなどになり、お酒も入り、少しずつ感情的になっていきます。
アメリカ人同士の会話が徐々にヒートアップ、そしてそのスピードに我ら日本人は、ギブアップ。
びっくりするくらい会話が聞き取れません。

何となく内容は分かるのですが、単語が明らかにキャンセルされていたり、消え行く語尾に目が点になります。
アッパー昇竜拳でコマンドがキャンセルされている時のような、あの感じです。防御不能です。


そこそこに酔っ払って、みんなの邪魔をしないように帰路につきます。
ルームメイトのカオル君と二人で、「アメリカ人の英語半端ないね。」とパーティの感想を口にします。
しかし二人とも感じたのが、エミリが優しくなってる、ということでした。

何だかんだナミビア・オウタピの地で試行錯誤しながら活動を続けてきている事が良い仲間意識を作り出してきているようです。彼女も英語の稚拙な我々を少しは認めてくれたのでしょう。



アメリカでもスイスでも、スペインでも中国でも、そしてナミビアでも日本でも、たとえ言葉は違っていても、心は一つだと思います。


心で繋がる事のできる活動をやっていきたいと思います。





















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2 コメント:

G さんのコメント...

http://savannayagi.seesaa.net/
マッスルカーニバルに行かなきゃ!!

ダグラス さんのコメント...

>Gさん
きんに君が筋肉留学から帰ってきたのですね。
一時は色んな試練で筋肉がたるんだ時期もあったようなので心配しながら見守っていました。

マッスルカーニバル、必須ですね。

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