2011年3月9日

期待すること
















最近スタッフへの個別指導(MSオフィス)が順調です。


仲間はずれの嫌いなナミビア人。別にやりたくなくても指導を希望してきます。
最初はひやかしや遊びに来ていたスタッフもいましたが、本当に学びたいスタッフの姿勢を見て邪魔しに来なくなりました。
今までの失敗を活かし、指導はあくまでマンツーマン。
モチベーションの高いスタッフはあっという間にそこそこのレベルに上っていきます。
週に1回くらい同時刻に大勢現れて説明が大変なときはありますが、一人ひとり説明を繰り返しているうちにだいぶ慣れてきました。
やる気のあるスタッフが遅れているスタッフを教えたりと、なかなかいい雰囲気で進んでいます。


正規の職員ももちろんなのですが、私が特に期待しているのは、クリーナーたち。
青年センターのクリーナーたちは、正規のスタッフ以上に青少年たちと接する機会があります。


彼らが率先して学ぶ姿勢を子供たちに見せてほしい。
彼らに、自信を持って青少年たちに接してほしい。

日本以上の学歴社会のこのナミビアで、卑屈にならずに子供たちのお手本になるような仕事をしてほしい。
そういう姿を見て、学校をドロップアウトしてきた子供たちの学ぶ事へのモチベーションを上げてほしい。

私ができることは、そのお手伝いをすることまでです。
どんなに粋がったところで、私はこの国で一生暮らすわけではありません。


自分がやりたい事とやるべき事は違うと思っています。
今一番見たいのは、自分の与えた小さな種が私が帰国する前に小さな芽を出す事です。


この国に来て、不安になることはたくさんあります。

この国に来て、ついた自信もたくさんあります。





















人気ブログランキングへ m(_ _)m

0 コメント:

コメントを投稿