2011年3月6日

それぞれのナミビア

洋平くんがオウタピに来てくれました。


彼はナミビアのルンドゥという町で理数科教師をやっていたナイスガイです。
無事約2年の任期を終え、北部ナミビアをぐるりと回る旅をしていて、その途中に我が町オウタピに立ち寄ってくれました。

夕方に到着し、のんびりと食事の支度を始めます。

献立は、オウタピ名物冷製尽くしです。私のナミビア一番のヒット作で、大体みんなに喜んで食べてもらえます。つまみチックにいただけるので一石二鳥です。

日本にいたときの事、ナミビアで学んだ事、そしてこれからの未来について楽しい話をたくさん聞かせてもらいました。

洋平くんもカオルくんも20代前半のピチピチガイで、私は30代のくすぶったおっさんです。
若い二人の話を聞いていると、その当時自分が悩んでいた事やぶち当たった壁なんかを思い出させてくれます。
僭越ながらアドバイスなどもしながら、その言葉を自分にも言い聞かせます。

語ったり歌ったり踊ったりと、とても楽しい夜を過ごしました。
私は2時過ぎには床に就いたのですが、二人はその後もダンスの練習をしていたようです。
若い力に栄えあれ。


そして次の日は朝から健康管理員のKさんが南アフリカから来られ、マラリアの指導、そして洋平くんセンターへ到着、そしてバオバブツアーと慌しい時間を楽しみます。

バオバブで樹齢8000年の話と歴史の話に洋平くんは満足してくれたようです。
オワンボ族が7つの部族に分かれていること、言葉が似ているけど違うこと、その歴史的背景、などのオワンボ豆知識を楽しんでくれました。


ちなみにオワンボ族は、

①オンバラントゥ Ombalantu(オウタピ Outapi周辺)
②ウウクヮルーディ Uukwaluudhi(ザンディ Tsandi周辺)
③ウウクヮニャマ Uukwanyama(オシカンゴ Oshikango, エナナ Eenhana周辺)
④オンドンガ Ondonga(オシコト Oshikoto周辺)
⑤オンガンジェラ Ongandjela(オカハオ Okahao周辺)
⑥ウウクヮンビ Uukwambi(オシャカティ Oshakati周辺)
⑦ウウコロンカンディ Uukolonkandhi(オネシ Onesi周辺)

で成っています。


使用言語は上から


①オシンバラントゥ Oshimbalantu
②オシクヮルーディ Oshikwaluudhi
③オシクヮニャマ Oshikwanyama
④オシンドンガ Oshindonga
⑤オシンガンジェラ Oshingandjela
⑥オシクヮンビ Oshikwambi
⑦オシコロンカンディ Oshikolonkandhi

です。


その後は職場に帰り、洋平くんは楽しい旅に帰って行きました。
楽しい時間をありがとう。まだ首都で会えるので、その時にまた愉快な時間を過ごしましょう。



この国に来て、一期一会という言葉がよく頭に浮かびます。


大切な時を大切に過ごしたいと思います。



























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