2011年6月8日

そして、ルンドゥ - Rundu -














ルンドゥに行ってきました。


ルンドゥとはナミビア北部カバンゴ州の州都で、とてもきれいな町です。
アンゴラ国境に面していて、オカバンゴ川を眺めると一緒にアンゴラも一望する事ができます。

そんなルンドゥには12月にオウタピに遊びに来てくれたMr.Inoと今年から派遣されているMr.Ogiがそれぞれ電気の技術者、理数科教師として赴任しています。二人にとてもあたたかく迎えてもらいました。ありがとう。


わが町オウタピから乗り合いバスで、待ち時間も含めると、およそ10時間かかります。昼間にカバンゴ州を訪れるのは初めてなので、景色でも見ながらのんびりとドライブを楽しみました。

夕方に到着し、とりあえずまったりとお食事をいただきます。みんなで飲むビールは相変わらず美味しくて、ついつい飲みすぎてしまいます。ルームメイトのアマディラさんにもらったウィスキーが登場したあとは、まあ、大宴会です。楽しい夜が更けていきまいた。

次の日はMr.Inoの赴任先である職業訓練校(Rundu Vocational Traning Center)を見学させてもらいます。












自動車課、電気課、レンガ課、配管課、秘書課、木工課、などなど、他にもたくさんのクラスを見せてもらいました。私の任地とはまた違った雰囲気がすごく新鮮です。Mr.Inoは学校の人気者で、どこに行っても快く歓迎してもらいました。ありがとうございました。


そしてMr.Ogiの赴任先であるセカンダリスクール(NOORDGRENS Secondary Scool)を見学させてもらいます。









やはり小・中学校は生徒がやんちゃですごく活気があります。生徒達が集まってくるのがすごく楽しいです。ひとつ自習中のクラスがあり、そこでちょっとした交流なんかをやりながら有意義な時間を過ごしました。こちらもありがとうございました。

午後はアマディラさんにご馳走してもらったあとに、オカバンゴ川へ夕日を見に行きます。
左にナミビア、右にアンゴラを望みながら素晴らしい夕焼けを堪能しました。Mr.Inoは2年間の活動を無事完結させて、2週間後に日本へ帰国します。少しだけ感慨深そうな彼の横顔が夕日にすごく映えていました。


3日目は、カヌーへ出かけました。

午前中は薪割りとかのんびりとかして、午後にゆっくりとオカバンゴ川へ向かいます。
カヌーがハチの寝床になっているらしく、カヌーを蹴るとハチがびっくりするほど出てきます。物理的にありえないハチに驚かされたあとは、早速カヌーに乗り込みます。
雨季が終わったナミビアの空は、いつも雲ひとつなく驚くほど澄んでいます。ぼんやりと空を眺めながら優雅にカヌーを楽しみました。

中州に降りて、Mr.Inoにシャンパンで乾杯。
こっそりとシャンパンを持ってくるあたりがまたMr.Inoの素敵たる所以です。みんな笑顔で各々アイスクリームや釣りを楽しみました。そのあとは、夕日のタイミングに合わせてカヌーへ。きれい過ぎて声が出ません。なんて素敵で楽しい町なのでしょう。



そのまま家へ帰り、ブライ(BBQ)のスタートです。

野菜たくさん、肉たくさんの楽しいブライです。気づけばいろんな種類のお酒もテーブルに並び、Mr.Inoのキャンプファイアーが燃え上がり、もう至れり尽くせりの至極のときです。

ここ数日間、Ms.Tはひたすらしゃべり、そして私とMs.Aは歌い、踊り狂っていました。幸せしか、ありません。

そしてMr.Inoへサプライズプレゼント。

お酒の大好きな彼にウイスキーのプレゼントです。2年間お疲れ様でした。そして色々とありがとうございました。
今日飲んでしまう!と感激のMr.Inoは炎に照らされながら恍惚の表情です。ナミビア、最高です。












この一ヶ月くらいの間に、2週間後に帰国する3人とすごく楽しい時間を持つ事ができました。
たくさん話して、たくさん飲んで、たくさん学んで、たくさん遊びました。
ナミビアは公休が年の前半に集中しています。この短期間に出会いの機会を作る事ができた偶然に感謝します。

思っていたよりも大変で、思っていたよりも短い2年間のような気がします。

この短い2年間の出会いの大きさに感動します。


いつも一期一会でありたいと思います。




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