2011年10月28日

Just like a waving flag

リビアのガタフィ大佐が殺されたとき、私の勤務するセンターでもスタッフや若者たちみんながテレビに釘付けでした。

アフリカの歴史が変わる瞬間を見ている彼ら、ちょっと前まで本当に人種差別されていた彼ら、20年前に血を流して独立を勝ち取ったばかりの彼らに見えているものは、きっと私に見えているものとは全く違うものなのだろうと思います。

家に帰って、ビールを買いに行った食堂で、リビアの事はどう思う?と聞かれました。私と同じくらいの年の彼女は、もうあんなものは見たくない、考えたくもない。戦争とは何なんだと私に尋ねました。

南アフリカワールドカップ2010のテーマソング「Wavin' Flag」を歌っているのは、世界最貧国といわれ、未だに内戦で経済が壊滅状態のソマリアの出身です。






K'NAAN / Wavin' Flag

When I get older, I will be stronger,
大きくなったら 俺は今より強くなってるよ
They'll call me freedom, just like a Waving Flag,
みんな俺を"自由"と呼ぶんだ 風に靡くあの旗のように
And then it goes back, and then it goes back,
そして戻ってくる 戻ってくるんだ
And then it goes back
戻ってくるよ

Born to a throne, stronger than Rome
王の元に生まれ ローマのそれよりも強く
but Violent prone, poor people zone,
だが暴力に支配された 貧民層の世界
But it's my home, all I have known,
それが俺の故郷さ それしか知らないんだ
Where I got grown, streets we would roam.
俺が育った場所 俺の歩いた道
But out of the darkness, I came the farthest,
けれど暗闇を抜けて 俺は随分遠くまで出てきたんだ
Among the hardest survival.
生きるか死ぬかの生活の中で
Learn from these streets, it can be bleak,
このストリートから学んだんだ 冷酷な現状を超えて
Except no defeat, surrender retreat,
負けたことがないのを除いて 降伏も覆す

So we struggling, fighting to eat and
がむしゃらに生きるんだ 生きるために戦う
We wondering when we'll be free,
いつ自由になれるのかって考えてる
So we patiently wait, for that fateful day,
ただじっと待ってる 来るべきその日をずっと
It's not far away, so for now we say
遠い先ではないさ 今俺たちに言えるのはこれだけさ


When I get older, I will be stronger,
大きくなったら 俺は今より強くなってるよ
They'll call me freedom, just like a Waving Flag,
みんな俺を"自由"と呼ぶんだ 風に靡くあの旗のように
And then it goes back, and then it goes back,
そして戻ってくる 戻ってくるんだ
And then it goes back
戻ってくるよ

So many wars, settling scores,
多くの戦争があった 勝利も収めた
Bringing us promises, leaving us poor,
俺たちに約束をしてくれた なのに貧しいままなんだ
I heard them say, love is the way,
俺は聞いたんだ 愛こそが鍵なんだって
Love is the answer, that's what they say,
愛こそが答えだって あいつらはそう言うんだ
But look how they treat us, Make us believers,
だが俺たちが与えられたのは ただ信じることのみだ
We fight their battles, then they deceive us,
あいつらの争いの為に戦い そして裏切られる
Try to control us, they couldn't hold us,
俺たちを操ろうとする だがそんなことはさせないさ
Cause we just move forward like Buffalo Soldiers.
バッファローソルジャーのように前進し続けるんだ

So we struggling, fighting to eat and
がむしゃらに生きるんだ 生きるために戦う
We wondering when we'll be free,
いつ自由になれるのかって考えてる
So we patiently wait, for that fateful day,
ただじっと待ってる 来るべきその日をずっと
It's not far away, so for now we say
遠い先ではないさ 今俺たちに言えるのはこれだけさ


When I get older, I will be stronger,
大きくなったら 俺は今より強くなってるよ
They'll call me freedom, just like a Waving Flag,
みんな俺を"自由"と呼ぶんだ 風に靡くあの旗のように
And then it goes back, and then it goes back,
そして戻ってくる 戻ってくるんだ
And then it goes back
戻ってくるよ

When I get older, I will be stronger,
大きくなったら 俺は今より強くなってるよ
They'll call me freedom, just like a Waving Flag,
みんな俺を"自由"と呼ぶんだ 風に靡くあの旗のように
And then it goes back, and then it goes back,
そして戻ってくる 戻ってくるんだ
And then it goes back
戻ってくるよ




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2011年10月25日

オウタピで、誕生日 - 25th October -














すっかり33歳になっています。

メッセージを頂いたたくさんの方々へ、どうもありがとうございました。

今年は我が任地オウタピで、ルームメイトのかおる君、仲良し同僚のピーター、スイス人でいつも気のいいファビオ、アメリカ人で自己主張しすぎない気ぃ使いのジェニー、そして近所の食堂の小太りビッキーとのんびりと楽しい誕生日を過ごしました。

大好きなオウタピで大好きな人たちに囲まれて、大好きな空の下で大好きなビールを飲む。最高の贅沢です。雨が降った直後のオウタピの空は非常に澄んでいて、そしてすごくきれいな雲が出ていました。

32歳は新しいチャレンジの年でした。最近ずっとチャレンジな気がしないでもないですが、改めて素晴らしい出会いがあり、改めて自分の浅はかさに気付かされ、自分のことがホントに分かってないんだなあとつくづく思い知った1年間でした。

もう33歳、でもたかが33歳。それなりに年取ってきてると思ってた自分が恥ずかしいです。30、40はなたれ小僧と誰かが言ってました。まだまだハナ垂れながらがむしゃらに学んでいこうと思います。

これからの一年もまだまだ新しい事が続きそうです。

今までの人生の中で一番いろんな人に助けられた32歳で、そしてもっともっと人と接する33歳になりそうな気がします。私も、助けてくれているみんなに少しでも何かを返せるように、そして一緒にいてくれているみんなに少しでも何かを与える事ができるように自分を磨いていこうと思います。


















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2011年10月14日

ユースエクスポ2011オウタピ - Youth Expo 2011 in Outapi -















ユースエクスポ2011オウタピに参加しました。


ユースエクスポとは、周辺の地場産業の振興や、ネットワーク作りを促すイベントです。
私はユースの職員としての運営の手伝いと、日本人ボランティアとしてブースでの日本紹介という二つの役割で参加しました。

いつもながらに1時間で終わるテントの設営に5時間かけて、お昼ご飯を食べます。時間をたっぷり使っておしゃべりを楽しみながらダラダラやるというのがわが町のスタイルです。ダラダラしてるだけでも、そこにいないと怒られます。働かなくても、そこにいれば怒られません。うーん。。相変わらず最後の方は、日本人二人が杭を打ちまくってました。他のみんなは、談笑。

そして本番。炎天下の中、浴衣の着付け、箸の使い方、折り紙、JICA紹介をやりました。
子どもも大人も興味を持ってくれて、折り紙は「いくら?」と聞いてくるほどの盛況でした。もちろん無料です。浴衣を着ながらはしゃいで、箸に興奮し、コンニチハを覚えて帰ってくれました。ブースを出展していた地元のおばさんたちもJICAの冊子を欲しがってくれて、熱心に読んでいました。みなさまありがとうございました。










また、セレモニーが土曜日に行われたのですが、そのときのオウタピ青少年活動のかおる君(ルームメイト)のJICA紹介は圧巻で、JICAの歴史から、日本の紹介、ナミビアとJICAの関係などかなり詳細な説明をすべて、「オシワンボ(現地語)」でこなしました。首都から大臣なんかも来てスピーチを行ったのですが、オウタピの市民が一番集まったのは、彼のオシワンボスピーチです。
そのままの流れで、オウタピのユースクラブ10数名と我々日本人ボランティアによるヨサコイダンスのコラボです。人もたくさん集まっていたので、日本人を強く印象付ける事が出来たと思います。








そして夜は、相変わらずの宴会です。
イベントが終わってほっと一息ついて、楽しい夜を満喫します。オバンボドレスで遊んで、ギターで歌って、素敵な夜が更けていきました。

自分の町で日本人としてイベントに参加した事がすごく新鮮でした。

ナミビアには大使館がなく、日本と国交もあまりありません。日本人のほとんどがボランティア・JICA関係者というすごく特殊な環境です。
人口たった200万人の国で日本人たった20人くらいの活動ですが、私が来た2年前と比べても日本の認知度はすごく上がってる気がします。小さなこと、出来る事を今後も積み重ねていければと思います。
















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2011年10月10日

準備する事、足りない事

いつでも、すぐに大きな事は出来ないし、すぐにすごくはなれないと思っています。

自分に足りない事を見極めて、それに向けて最大限の準備をする事。
小さな事を一つひとつ見つけて、積み重ねて、気付けば少しだけ大きな自分になっているのだと思います。そして少しだけ大きくなった自分は、少しだけ先の足りない事に気付いてまた準備を繰り返すのだと思います。

今日はなぜか不安な顔をしている私に、ルームメイトのかおる君が背中を押してくれました。
「常に準備をしていて、準備をしていたから今があって、それでも足りない事があるってすぐに気付ける事はすごい事ですよ。足りないって思ったって事は、準備するでしょ?」

いつも自分が心がけていた事をやってるだけなのに、足りない事を不安に思っていました。
足りない事があるのはいつも当たり前。それを見つけて補ったり努力したりするだけです。

少しだけ心が軽くなったところで、やっぱり自分に足りない事を頑張ります。

いつも準備できる自分でありたいです。