2011年11月30日

最後のお仕事

ナミビア最後のお仕事中です。

試験の1週間前になると、コンピュータ室の全部のパソコンをメンテナンスします。
今回が4度目のこの作業は、活動が終わるんだなという事をすごく実感させてくれます。

パソコンは遊んで覚えるものだと思っているので、生徒が何か設定を変えたりインストールしたりしても、よほどじゃない限り何も言わないようにしています。されるがままにカスタマイズされているパソコンは生徒一人ひとりの個性が出ていてすごく素敵な仕様になっています。

そして、試験前にそのカスタマイズの痕跡を一切消します。生徒たちも終わりを感じ、そして私も終わりを感じて切なくなります。もう来週には試験があり、採点して、そして私の活動は終わりを迎えます。生徒たちの、充実感に溢れた顔を見るのも、ナミビアではこれで最後です。

センターにたくさんの子どもたちや青年たちが来ますが、やはり一番接する時間の長いPCクラスの生徒たち。何だかんだで一番かわいくて、一番思い入れがあります。みんな素直で笑顔が素敵な優しい青年たちです。


たくさんのきれいな心に触れる事ができました。

笑顔の溢れる職場で本当によかったと思います。
















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2011年11月26日

ピーターと村
















ピーターと村に行きました。

来ナミビア当初に訪問して以来の、1年10ヶ月ぶりのピーター村です。
午前中からのんびりと歩いて向かいました。

近いと言いながら1時間以上歩くのがナミビア。到着するころには汗だくで消耗です。この国の太陽は半端じゃありません。
そして、到着。季節が違うせいか、全く違う村に見えます。地平線が普通に感じるこの感覚は、きっと普通じゃない気がします。

おじさんおばさんたちに挨拶して、子どもと戯れたあとに、ピーターの娘のところへ向かいます。カンデウはピーターとジョアンナ(ピーター嫁)を見つけるなり飛んできました。よっぽどうれしいのでしょう。













ナミビアでは、子どもを育てるのは村のおばあさんとかで、小学校に入る前は両親と一緒にあまり過ごしません。たまの再会はすごく大切な時間のようです。

そこでも村の子どもたちと戯れて、楽しくお話しました。私たちが思い浮かべる、木の柵があって藁葺きの屋根の家の立ち並ぶ村並みです。とても愉快です。

そのあとも村の大人たちと楽しく談笑しました。あまりの暑さに小一時間ほど熱中症気味でしたが、のんびりしてたら治りました。

村には電気もなく、愉快な仲間と動物とお酒があるだけです。
動物を食べながら、お酒を飲みながら、愉快な仲間と楽しい話をしているのがもしかして一番幸せなことなのかもしれません。

家族や仲間を大切にして、たくさんの時間を共に過ごすという当たり前の事を彼らから学んでいます。
















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2011年11月21日

楽しい週末

盛りだくさんの週末です。

11月18日午後、ドリスさんと子どもたちと楽しい交流をしてきました。
オシャカティのとある施設で、子どもたちと一緒にダンスと歌で汗だくです。一緒に行ったかおる君とまりさんはダンスチーム。Mr.Oはカメラ隊。そして私はドラム係。
相変わらずの空き缶などを使ってのダンスはとても楽しいです。ドリスさんのドラムも陽気でみんな自然に体が動きます。週に1度のダンス会は子どもたちの大きな楽しみのようです。

そのあとは、近くのファーストフード店でお茶。ドリスさんは世界各地のボランティアが大好きで、自身もヨーロッパのボランティア団体に所属しています(国籍は南アフリカ)。身近な話からナミビアでの20年近くになるボランティア活動の事などを楽しくおしゃべりしました。

11月19日、オングウェディバベニスパークのプールへ。
ツメブから、PCインストラクターボランティアのかおりさんも合流しています。楽しいプールに意気揚々と乗り込みます。
ここでも久しぶりの出会い。元イギリス発のボランティア、現在は所属不明ですが、日本人ボランティア大好きのデイジーさんが学校の子どもたち数十名を連れてプールに来ていました。
楽しくお話して、子どもと競争したりワイワイはしゃいだりして楽しいひとときを過ごしました。

その夜、ドリスさんのお誘いを受けて、インド人さん主催のパーティへお邪魔しました。
インド人のお宅なので、もちろんインド人家族、それとイギリス人ボランティア、スイス人ボランティア、カナダ人インターン生、ドイツ人ボランティア、と南ア(ドリスさん)、日本人(我々)。多国籍。美味しいインド料理を堪能させてもらいました。
食事のあとは、ドリスさんのドラムダンスとインド音楽に合わせたインド伝統の踊り。ナミビアでインドの踊りを楽しめるとは思いませんでした。とても楽しい。せっかくなのでヨサコイダンスを披露してきました。みんな楽しんでくれていたようです。

11月20日、エトーシャ国立公園日帰りツアー。
北部から車を借りきって、オムシアという町付近からエトーシャに入ります。家の前からそれぞれの家の前まで送ってくれるという贅沢なプランです。でもそんなに高くないです。
国立公園では愉快な野生動物を堪能しました。肉食動物運のない私は、やはり今回も肉食見れず。少し前に公園内で火事があったそうで、いつもに比べて動物が少なかったです。残念。
そのままのんびりしてオウタピまで送ってもらいました。すごく安全運転のドライバーさんで、快適な旅が出来ました。ありがとう。


そして明日の仕事に備えてゆっくりと睡眠。最後の3週間、慌しい日常がまた始まります。

悔いを残すことなく活動を締めくくろうと思います。
















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2011年11月3日

Workshop for Art and Dance in Outapi Youth Center













アートと音楽のワークショップを開催しました。



場所は我が町オウタピの我が職場ユースセンター。ナミビア南部ルーデリッツとナミビア北部オウタピのユースセンターと、これまた北部のオシャカティユースセンターとのコラボレーション企画です。
ルーデリッツからは日本人ボランティア、美術隊員のTomokoさん。オシャカティからは南アフリカ出身タイコとダンスのドリス先生。そしてオウタピは、ダンスリーダーかおる君とお手伝いの私。

幼稚園と小学校の子どもたちを中心に、ユースクラブの青年たちやスタッフも参加しての楽しいワークショップになりました。

アートは、パウダーカラーを混ぜ合わせて好きな色を作ったり、バオバブの葉っぱの緑や枝の茶色、砂漠の砂の黄色や赤を使ったりして、それぞれのテーマで絵を描きます。最初はキョロキョロしていた子どもたちも、最後は必死。たくさんの独創的な絵が出来上がりました。










音楽とダンスは、空き缶を楽器として使った創作ダンスです。これまた子どもたちは最初はキョロキョロして様子を伺っていたのですが、すぐに「イエーボー」と叫びながら体を動かしていました。先生やスタッフも参加してみんな汗だくです。完全にみんなが悦に入っている様子は圧巻です。さすがアフリカの血。私はタイコ係でひたすらタイコを叩いてました。










子どもたちの笑顔は、いつも私を幸せな気持ちにさせてくれます。

この笑顔のためなら何だって頑張れる気がします。



















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