2014年9月17日

卒業、そして

マンチェスター大学院を卒業しました。

正確には11月くらいに修士論文の結果が出るのですが、とりあえず在籍を終えて帰国にこぎつけました。何だかんだで愉快なイギリス生活を送る事が出来たと思います。

最後の2ヶ月くらいは図書館などに通いつめて、文献とにらめっこの毎日でした。修士論文のテーマは「ナミビアの職業訓練プログラムの戦略向上」。国家としては比較的成功しているはずのナミビアの、極端に高い貧富の差に焦点を当て、プログラムの課題と改善点を論じる、みたいな感じです。青年海外協力隊の同期やナミビアの同僚に協力してもらって何とか完成させる事が出来ました。皆様ありがとうです。


日本に帰国して、今は家族と少しだけゆっくりしています。いとこの結婚式やいろんな法事とか、慌しい毎日ではありますが、妹夫婦も帰国して幸せな日々を満喫しています。甥っ子と戯れるのが今は一番楽しい時間かもしれません。この時間を有意義に過ごして次のステップの糧にしたいなと思っています。


そして次は、Medicins Sans Frontieres (MSF、国境なき医師団)、で働く事になりそうです。MSFとは、中立・独立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体で、ノーベル平和賞とか受賞した団体です。
私の職種は、アドミニストレーター。主にプロジェクト管理、財務、人事、関係機関や政府との交渉など、職務内容は多岐に渡るとのことです。日本から派遣されるアドミニストレーターは国内に10名弱くらいしかいないらしく、大丈夫なのだろうかとオロオロします。

そんな感じで、のんびりしながらも準備したり勉強したりして、次に思いを馳せてみます。ここ数年間で準備した事の、やっとスタートラインに立てるのかなと思うと、少し楽しみです。


目の前の何かの先の景色が見えたときは、やっぱりワクワクします。

向こう側に向けて努力できるのは、楽しいです。


2 コメント:

rica さんのコメント...

ダクラスさん、大学院のご卒業おめでとうございます。
15年以上前ですが、ロンドンに暮らしていたので、イギリス生活と聞くと、鼻がつんとするような気持ちになります。
いつでも向こう側にむけた気持ちで取り組みたいですね。体のみならず、心や頭の筋トレも続きますね。

ダグラス さんのコメント...

ricaさん ありがとうございます。毎日雨降りの甘酸っぱいイギリス生活でした。
そして今、体の筋トレが少し疎かになってしまっています。。勉強も仕事も、そして筋トレも気合ですね。

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