2010年10月10日

ナミビアの港町 - Luderitz -














ルーデリッツ(Luderitz)を堪能しています。


ルーデリッツとはナミビアの南西部に位置し、白人やカラード(混血)が多く住む港町です。
近くにダイアモンド鉱山がたくさんあって、出入りが禁止されている区域もあるようです。

コルマンスコップ(Kolmanskop)を観光した後に、ルーデリッツのビーチに行きました。
ルーデリッツ在住ボランティアのケンゴにルーデリッツでの4泊5日をお腹いっぱいにお世話になりました。ありがとう。



そんな感じで二人で、少し遠回りしてビーチへ向かいます。5キロ弱の距離をちょっとした丘をいくつか越えながらひたすら歩きます。どの丘に登っても、海がきれいで、後ろを向けば、砂漠がきれいで、この町の景色はすごく贅沢です。
ビーチで砂漠をバックに海を眺めながらただぼんやりしていました。こんなきれいな場所でぼんやり出来るなんて、幸せです。




次の日は朝からイルカツアーに出かけました。

ダイアモンドの発掘船の間を抜けながらイルカと一緒に冷たい海を進みます。
イルカが船に戯れてきて、その遠くでアシカが飛び跳ねていました。その向こう側の島ではペンギンがチマチマと歩いています。
この町はヨットや船で世界を回る人たちの立ち寄る、ちょっとした避暑地にもなっています。南アフリカのケープタウンの次の中継地がここなのだそうです。


そして船を下りた後は、教会で洗礼式のカメラマン。教会が黒人居住区の中にあり、少しだけホッとします。電気や水が来ているので、北部よりも少しだけ環境が良さそうです。
さらにその後、ルーデリッツから伸びる一本道をひたすら歩いて、町の入り口を目指します。
この数日間、東西南北ほとんどの地区を網羅した気がします。町を堪能できるって素晴らしい。


夜は毎日酒盛りで、お互いにいろんな話をしました。
出会いはいつも一期一会で、たくさんの事が学べるこの機会に感謝します。
人生って、素晴らしい。


体の中から澱が取れているようです。

毎日動き回っているのに、体が毎日軽くなります。



















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2010年10月9日

亡霊の町 - Kolmanskop -














コルマンスコップ(Kolmanskop)に行ってきました。


コルマンスコップとは、ナミビア南部のルーデリッツという町の隣にある、砂に埋もれたゴーストタウンです。
ジョニーコルマンさんという輸送ドライバーの名前から付けられた町で、嘘、裏切り、欺き、殺人が蔓延った、血で血を洗うダイアモン抗争の犠牲となった町です。彼らはダイアモンドを求め、その代わりに名誉、誠実さ、人間関係を失いました。


ナミビア南部はそんな人を狂わす魅惑のダイアモンドの産地です。ナミビアはジニ係数という貧富の格差を表す数値が世界一なのですが、このダイアモンドの利権もきっとその格差の一つの原因だと思います。



町の中は、廃墟と化した学校、病院、宿泊施設、中にはカジノやプールもありました。ボロボロで砂に埋もれています。
観光地となっているので原形を保っていますが、観光客が来なければほとんど見えなくなってしまっていたかもしれません。


このナミビア南部地方に来て特に、白人支配の現実を感じます。
移動に使うコンビバスでも、まるで遠足のような我侭な白人達。支配階級への黒人の媚びと憧れ。そして卑屈さとプライド。ほぼ黒人だけが住む北部とは全く別の国です。ここ南部でも、黒人居住区はきっちりと差別されています。


北部独特の喧騒は微塵も感じられず、ドイツ建築の街並みはまるでヨーロッパの様。このバランスがナミビアの現実なのだろうと思います。



差別というよりもはや区別です。

アパルトヘイト(人種隔離政策)が廃止されてなお、その問題の根強さに驚かされます。



















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