大学院のコースが始まっています。
大学名とコース名は、University of Manchester(マンチェスター大学), Management and Implementation of Development Projects(開発プロジェクトの管理と実施)。主に途上国開発に関するプロジェクトの管理と実施を学びます。いろんなコースがあるのですが、うちのコースの売りはマンチェスタービジネススクールとコラボレーションしていて、途上国だけではなく一般のプロジェクトに関しても広範囲に学び、知識を共有できるというところです。人によっては半分くらいをビジネススクールで学びます。
ちなみに私は4分の1くらいです。
現在履修しているコースは下記です(前期)。
・Financing Projects(プロジェクト財務)
・Development Practice International Contexts and World Action(開発実践)
・Managing Projects(プロジェクト管理)
・Public Sector Reform and Management(公共部門改善と管理)
・Organisational Behavior(組織行動論)
・Research Methods and Skills(調査手法と技術)
Financing Project はプロジェクトの資金調達プロセスや財務管理について、Development Practice は開発全般の基礎的な知識を広範囲に、Managing Projects はインフラのプロジェクト管理に関して、Public Sector Reform は途上国の公共部門や省庁の改革と管理、そしてOrganisational Behavior は組織内での個人の振舞いについて理論的に学びます。Research Methods はまだ始まっていないのですが、おそらく途上国での調査時の手法を学ぶのでしょう。現地調査旅行がカリキュラムにあるのですが、その時に実践するのだろうと思います。
ちなみにManaging Project が上で少し言及したビジネススクールの科目で、イギリス国内の大きなプロジェクトを例に、管理者がどう考え動くべきかを勉強します。
どの科目もそこそこ大変なのですが、私にとっては特に、Managing Projects が鬼門です。もともとインフラに興味がないのも手伝って、なかなかイメージが湧きません。加えて毎週100ページくらい記事やテキストを読んで行くのですが、まあ全く進まない。知らない単語も多く、理解するだけでひと苦労どころか苦行です。全く無知な分野なので、数ヵ月後には、あの時は大変だったけどやってよかった、と思えるようになればいいのですが。
後期には、より実践的でより興味のあるものを選ぼうと思っています。予定では、
・Planning and Managing Development(開発計画と管理)
・Project Management Humanitarian Aid(人道支援プロジェクト管理)
・Risk Analysis(リスク分析)
・Quality Management in Developing Countries(途上国での品質管理)
・Characteristics and Skills of Development Practice(開発実践(特徴とスキル))
上記の中から授業に出てみて面白そうなものを選ぶ予定です。個人的には後期の方が楽しみです。前期はAudit(聴講)にも出て、且つスケジュールの関係上前期に入り込まざるを得なかった科目もあるので、後期は少し授業数は減るかなと思います。
補足ですが、基本的には前後期ともに4つずつの履修(2つ必修2つ選択)です。Audit(聴講)といって、教授に頼んで試験なしで授業を聞かせてもらうという事も出来ます(先生による)。
あまりにもテキストが進まないので気分転換でした。
さて、布団の上で読みながらゴロゴロします。
2013年10月24日
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