2011年9月18日

オカカララトレードフェア2011 - Okakarara Trade Fair 2011 -













オカカララトレードフェアに参加しました。


トレードフェアとは、中小企業や大企業、自治体や国際団体などが出展して多様な手法で製品や情報を展示し、宣伝・紹介を通してネットワークつくりを促すイベントです。

私たち協力隊員は、異文化交流ブースとして参加し、日本と日本人ボランティアの紹介、日本食や日本の衣服の紹介、日本の踊りやダンスの紹介、日本の雑貨の販売を行いました。

オカカララの町に着いて早々、オカカララ役場のスタッフさんと、トレードフェアの代表の人親切にが対応してくれました。
宿の手配から出展の段取りまですごくよくしてもらって本当にありがとうございました。何の心配も無くオカカララでの数日間を過ごす事ができました。


到着までにも何悶着かはあったのですが、まあそれはそれで楽しかったとして、到着後は荷物を置いて早速会場へ入ります。
フリーパスを作成し、小おどりしながら意気揚々と会場を歩きました。
まずは無事到着を乾杯でお祝いして、ここれからの数日間に思いを馳せます。
風の強いオカカララの町は私たちに素晴らしい心地よさを提供してくれました。


そして早速次の日、朝からテントの設営です。ちっとも論理的でない私は与えられたテントの部品でもがき苦しみます。となりでオプヲさんとオハングウェナさんが一緒にもがき苦しんでいました。









お好み焼き作成班が到着したところで日本紹介の開始です。
興味を持って近づいてきたナミビア人に日本のことをあれこれ教えます。
ナミビアの人々は、基本的に日本と他のアジア諸国の区別がつきません。日本は中国のどの辺にあるんだ?みたいな感じです。まあ、私もアフリカに来る前は、アンゴラとザンビアの区別は付きませんでしたが。。

同時にお好み焼きを売りさばきます。
他のブースと比べると非常に単価が安いので(利益を乗せていない)、結構大評判で日本の味を紹介できました。
ブースで色々やっているときはみんなライトグリーンのお揃いのポロシャツを着て活動しました。背中に「WE ARE NAMINIBIAN JAPANESE」。ナミビア人に大好評です。



















そしてダンス隊の舞台が始まりました。
今回のダンスは、スポンサーを首都へ探しに行って、場所・音響設備を完璧に整えての公演となったので、素晴らしく効果的なダンス公演になったと思います。かおるくんありがとう。
私の名を冠した「ダグザイル」として、エグザイルの曲2曲と南中ソーランの一曲を披露しました。
子どもたちの目が芸能人を見るかのような憧れのまなざしになります。少し気持ち良かったです。

その次の日のダンスは各国の大使が集まるセレモニーでの披露となりました。
南中ソーランのみの披露だったのですが、ヘレロ族の偉い人とか、各国大使の人たちに日本の紹介を十分に出来たと思います。
でっかいステージで踊ったヨサコイダンスはすごく気持ちよくて、最高の思い出になりました。みんな参加で写真がないのが残念。

ダンスのあとは、音楽隊です。
音楽隊はのんびりがテーマでしたので、空いた時間に子どもたちと一緒に合唱したりとか、日本の歌を教えたりとか、なかなか楽しく過ごせました。みんなで集まって公演をする予定だったので、それが出来なかったのは少し残念ですが、来年以降の音楽隊に気持ちを託したいと思います。
「サヨナラバス」が今年のオカカララトレードフェアのテーマソングです。









今年のトレードフェアは、非常に子どもたちとの触れ合いが多かったです。
折り紙のワークショップ風、書道紹介、竹とんぼ講座、ダンス指導などなど、常に何十人の子どもたちと一緒に日本紹介をしていました。









最終日には、協力隊員と子どもたち全員でのごみ拾いが始まり、一生懸命にごみ拾いをする子どもたちの姿に感動せずにいられません。子どもたちは本当に素直でかわいくて、改めて教育というものの大切さを感じました。
お好み焼きを子どもたちに振る舞ったのですが、ちゃんと一人一つ、列に並んで順番待ちする姿は素晴らしいものがあります。日本では当たり前ですが、順番待ちが出来るという事はアフリカでは珍しい事です。









そして夜は、会場でハーモニカとか吹きながらお酒を飲んだり肉食ったりとゆっくりして、任地のこと、活動の事を語り合いました。みんなそれぞれが悩んで一生懸命で、話を聞くとやる気が沸いてきます。私もまだまだ頑張らないと。
そして家でもたくさん飲んで、たくさん笑って、みんなでモンキーダンスを踊りました。
狭い空間で楽器を弾いたり歌ったりモンキーしている様子はすごく愉快で、きっときっとどこまでも届いてくれた事だと思います。









オカカララの町で大切なことを学びました。

一生忘れないことがまた一つ増えました。
















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