2011年3月20日

20-4送別会















20-4の送別会に行ってきました。


今回から活動報告会が正式に行なわれる事になったので、ほとんどのボランティアが首都に集合しました。
ナミビア20年度4次隊のメンバーは、人数も多く職種もキャラもバラエティに富んでいて、みんな集合するとなかなか圧巻です。
みんな活動を終えた自信に溢れていて、遠めで眺めていると心がほっこりとしてきます。

報告会は、とても有意義なものになりました。
それぞれがたった15分間という限られた時間の中で、それぞれに工夫して楽しく真剣に活動報告をしてくれました。
順調に進んだ活動、なかなか大変だった活動、国家レベルのプロジェクトから地域に根ざしたあたたかい活動まで、改めてボランティアの幅の広さと、奥の深さを学んだ気がします。
日本と違い、文化、人種、宗教、システム、すべてが違う国のようなナミビアです。
悩みの質も多様で、自分が感じたこと、これから感じるであろうことを考えさせられました。

その夜は送別会です。

初の報告会でメンバーが多い事と、何かと縁があった20-4へということで気合を入れて企画をさせてもらいました。
私の隊次のミスターオプヲを中心に、それぞれが自分が出来る楽しいことを色々と考えます。写真入り色紙の作成、思い出ムービー、思い出ダンスの披露、そして思い出曲の演奏。
楽しかった思い出を振り返りながらの作業や練習で、全く大変さを感じずに準備を楽しむ事ができました。

そして、乾杯。
ミスターオプヲ、カティマのクリリン、私でサプライズドンペリを準備し、特別な日に特別なお酒を楽しんでもらいます。素敵な夜の始まりです。
事務所スタッフさんのお宅をお借りして、料理などもたくさん準備してもらい他にもたくさんのご迷惑をおかけしました。快く引き受けていただいてありがとうございました。楽しい送別会を送ることが出来ました。

酔いが回ってきたところで、まずはダンスの始まりです。
最初は恥ずかしがっていた帰国隊員さんも、我慢しきれなくなってやはり飛び入り参加してきました。
参加してきた二人に誘われて始めたダンスだったので、実は内心うれしかったです。

次は、ムービー。
震災に関するムービーで、まずはナミビアから自分の出来る事をやっていこうという、日本人としての意識を共有します。
今回の帰国の隊員は日本が一番大変な時期に帰る特別な隊次で、きっとそこにも意味があるのだろうと思います。
そして、個人のムービーと、全体ムービー。ナミビアを凝縮させた映像をきっと楽しんでもらえたと思います。

そのまま色紙のプレゼント。
みんなからのメッセージと写真入の素敵なプレゼントになったと思います。
私ももちろんメッセージを考えてきたのですが、サイズを間違え入りきれず無念の時間切れ。
20-4のみんなには淡白なメッセージになってしまいましたが、私の心とパソコンのメモ帳に長々と私のメッセージが入ってます。溢れんばかりの気持ちは私の心に仕舞っておこうと思います。

最後に、思い出演奏会。
北部のメンバーで20-4思い出の曲を演奏し、一緒に歌います。
3月9日、若い力のうた、ナミビア国歌。
楽しく弾いて、楽しく歌ってとても幸せでした。

この続きの夜も、その日以降の夜も、帰国直前まですごく楽しく過ごす事ができました。



毎回そうなのですが、先輩ボランティアからたくさんの事を学びます。
自分の忘れていた事を思い出させてくれ、そしてたくさんの新しいことを学ばせてくれたこの素晴らしい出会いに感謝します。
これから9ヶ月間、また自分も成長していけると思います。


ナミビアで別れの機会が増えました。

忘れられない景色も、またひとつ増えました。




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