オカカララに行ってきました。
オカカララはナミビアの民族の一つであるヘレロ族の聖地と言われています。首都から約3時間、オジョワロンゴから車で約1時間ほどにある、のんびりした町です。
建築の隊員として、市役所でKさんが元気に働いています。
オカカララに到着してまず感じたのは、とにかく人が優しい事です。
ナミビアにはたくさんの民族がいるのですが、民族それぞれに性格的な特徴を感じます。
私の任地であるオウタピはオバンボ族が大半で、彼らは臆病者でかっこつけです。でも、とてもとても明るくてやさしい民族だと思っています。
ヘレロ族の人たちは、私の大好きなオバンボ以上におっとりしてやさしいのではないかと思うほどとても素敵な感じでした。
衣装がすごく特徴的で、西欧風とでも言うのでしょうか、ピンクハウスのようなドレスを着て、頭に角をモチーフとした帽子を被っています。角の中には貴重品が入っているという噂があるのですが、真偽のほどは定かではありません。
オカカララに到着する前に、ウォーターバーグに登りました。
テーブルマウンテンといわれていて、てっぺんが平らです。
私は山登りと知らずに来てしまったので、サンダルで登る事になってしまいました。
簡単なコースなので助かったのですが、ウォーターバーグに訪問の際は、サンダルはやめた方がいいと思いました。
その後はヘレロ族の子供たちと遊びながらバーベキューです。
ドイツ人とアメリカ人も合流し、オカカララで愉快なパーティーです。
みんなでお酒を飲みながら、ナミビアの事や日本の事なんかを話したりします。
国籍は違ってもボランティアの悩みはみんな同じで、民族が違っても子供たちの笑顔はみんな同じで、そして任地は違っても日本人の志は同じなんだなと改めて勉強になりました。
笑って飲んでたくさん話して、すごく楽しい一夜を過ごす事ができました。
Kさん、心のこもったおもてなし、どうもありがとうございました。
そして任地に帰ると、私にとって最後になるコンピュータクラスの生徒達がやってきます。
みんなと話して得たいろんなものをナミビアの子供たちに少しでも話す事が出来ればと思っています。
m(_ _)m
2011年7月19日
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