20年度1次隊の送別会に行ってきました。
前日にダンスの練習のためにオンダングワという町に集まって、先輩隊員に手厚いおもてなしを受けました。
ダンス目的で行ったのですが、料理が美味しすぎて、お酒が進み、ちょっとした宴会になってしまいました。楽しい晩餐をありがとうございました。
翌日、サッカーの試合と交流イベントのためオングウェディバという町へ向います。
現地の人たちとの交流目的でのサッカーイベントはナミビアJOCVの恒例行事です。こういう交流会はずっと続けていきたいと思います。
しかしこの日は、スケジュールの都合で試合が明日に延期になりました。みんなで談笑しながらダンスの練習したり料理したりしていました。夕方には交流イベントのダンスが控えているので、お酒もみんな我慢です。
そして、ダンスの時間がやってきました。
最初に自己紹介を生徒達(中学生か高校生くらい)にします。ダンスの緊張も手伝って、口がカラカラに渇いて、グッドイブニングをかんでしまいました。もう少スピーチに慣れたいといつも思います。
そのままダンスに突入です。私が今回踊るのは、「choo choo train」と「よさこい」です。
特に「choo choo train」はかなり練習してきたはずなのですが、途中で振り付けがとびます。ここ数日1回も間違えてなかったにもかかわらず、2,3箇所間違えてしまいました。やはり本番には魔物がいます。
ダンスは何だかんだで大成功に終わりました。今回帰国する隊員が働いているセカンダリスクールでのイベントだったので、生徒達は淋しくて泣いています。先輩隊員も目にうっすら涙を浮かべて、それを見て私も目頭が熱くなります。ナミビアの生徒にとっては2度と会えない可能性の高いお別れです。頑張った分、つらい別れです。
名残惜しみながら宿に戻って、送別バーベキューのスタートです。
この2年間の思い出を聞きながら楽しい時間を堪能します。市場で買った牛タンや、昼間仕込んだ料理を囲んで、愉快に盛り上がります。
帰国隊員が誕生日が近かったので、サプライズケーキでお祝いをしたのですが、最後には全員顔がクリームまみれになっていました。面白い事が大好きなM隊員らしい、笑い声のたえない素敵な送別会でした。
そして次の日、交流サッカーです。
私はまさかの食中毒で出場辞退です。試合は見事に勝利を収めたので、まあ良しとしましょう。
試合後に名残惜しくみんなで談笑してました。
2年間はあっという間で、でも振り返るとすごくいろんな事があって、生徒達はすごくかわいくて、ナミビア人は優しくて、日本人同士もすごくいい仲間が出来て、本当に全部に感謝する、とM君は振り返ります。
日本ではありえないことを経験し、辛い事も含め、でも最高にこの時を感謝出来る。素晴らしい事だと思います。
笑うことが大好きなM君のやってきたことをしっかりと受け止めて、次に繋げていこうと思います。
ダンスへ向かう時、空を見て足が止まりました。
南十字星の見えるこの国で、自分を見つめなおしている気がします。
2 コメント:
気のせいかアフリカ系の顔になってきたね☆
『花は桜木人は武士』
そんな言葉を贈りたくなりました。
>Gさん
この次の日に久しぶりに髪を切り、髭を剃りました。
『花は桜木人は武士』。何処にいても日本人として胸を張りたいですよね。
今度新渡戸稲造の「武士道」を読んでみようと思います。
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