2011年7月30日

タイコ アゲイン -Jembe Again-

タイコ(ジャンベ)を習いに行ってきました。


昨年のオシククお別れ会以来のタイコにテンションが上がります。
先生は同じくドリス先生。南アフリカ出身の陽気な先生です。すごくアーティスティックです。

ドリスさんが待ち合わせの場に現れるや否や、「何でもっと遊びに来ないんだ!」と怒られてしまいました。ごめんなさい。もっと遊びに行きます。。

オシャカティを歩いて家に向かいます。ちょっと前に引越しをして部屋が狭くなったとぼやいていました。どうやら賃貸ではなく購入したようです。

新しい家を見せてもらって楽しくおしゃべりしたあとは、恒例のドラムレッスンの始まりです。みんなで試行錯誤しながら愉快にドラムを楽しみました。歌うドリスさんは声も非常に大きく、すごい迫力があります。「いぇぼーーーー」と叫んでいました。グッド、みたいな意味だったと思います。ちなみにバッドなときは「にゃがにゃが」と言います。南アの言葉です。


久しぶりのドラムをすっかり満喫しました。

音楽や踊りに触れるときは、生のアフリカを強く感じます。

体に流れるアフリカンなリズムはなかなか刺激的なようです。


















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2011年7月28日

幸せの価値観3

とあるピーターとの話。

「どこか違う町に行きたいとは思わないのか?」

「いや、俺はオウタピが好きだ。先のことは分からないけど、ここにずっといたい。」


わざわざアフリカまで来て働いている私と地元のピーター。
考え方は全く異なりますが、とても仲良しです。
そして、この町で私の楽しみと彼の楽しみもそんなに変わりません。


マリアとの話。

「どこか違う町に行きたいとは思わないのか?」

「いつでも違うところ、違う国に行きたい。今でもずっと探してる。」

最近ではすっかり打ち解けて話もするマリア。
みんなとおしゃべりするのが楽しくてしょうがない女の子ですが、いつもどこかに転職する計画を立てています。


私はこの国ですごく今幸せで、日本でもすごく幸せで、そしてその幸せの価値観に疑問を持ったりしてました。
ピーターは高級なお肉を食べる時ちっとも幸せそうじゃなくて、オウタピの市場で60円の肉を食べている時は最高の顔をします。

最近強く思うのは、何が誰にとっての幸せとかじゃなくて、幸せはいつも自分で作り出すものなのだな、ということです。
日本で感じていた自分の幸せの価値観を持ち込んで、押し付けていた時期もありました(幸せの価値観1)。
自分が感じる幸せに疑問を持ち、幸せってなんだろうと迷ってた時期もありました(幸せの価値観2)。

誰かに与えられるものでも、探して見つかるものでもなく、その時の自分の状況に応じて考え作り出すもの。

今の私は、日本より不便な暮らしをして、欲しい物も買えず、コミュニケーションにも結構苦労して、帰国後の事とか悶々と悩んだりして、そして考えられないくらい幸せです。

自分が出来る範囲で相手にとっての幸せの手助けをすること。
今ナミビアで私が出来る事は、小さな幸せのお手伝いをしながら、今まで見えなかった幸せのかたちを少しでも想像出来るようにすることなのかなと思っています。


先週から生徒たちへのクラスが始まり、午後のスタッフ指導も再開しました。
毎日人が訪れ、パソコンのいろんな頼み事、相談事もされるようになりました。

出会いやきっかけの一つひとつを大切にしながらナミビアでの残りの半年間を楽しもうと思います。


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2011年7月25日

エルワな日常 - Eluwa -
















私の普通の休日です。

彼らがいるからきっと毎日楽しいのだと思います。





2011年7月19日

ヘレロの聖地 - Okakarara -

オカカララに行ってきました。

オカカララはナミビアの民族の一つであるヘレロ族の聖地と言われています。首都から約3時間、オジョワロンゴから車で約1時間ほどにある、のんびりした町です。
建築の隊員として、市役所でKさんが元気に働いています。

オカカララに到着してまず感じたのは、とにかく人が優しい事です。

ナミビアにはたくさんの民族がいるのですが、民族それぞれに性格的な特徴を感じます。
私の任地であるオウタピはオバンボ族が大半で、彼らは臆病者でかっこつけです。でも、とてもとても明るくてやさしい民族だと思っています。
ヘレロ族の人たちは、私の大好きなオバンボ以上におっとりしてやさしいのではないかと思うほどとても素敵な感じでした。

衣装がすごく特徴的で、西欧風とでも言うのでしょうか、ピンクハウスのようなドレスを着て、頭に角をモチーフとした帽子を被っています。角の中には貴重品が入っているという噂があるのですが、真偽のほどは定かではありません。


オカカララに到着する前に、ウォーターバーグに登りました。
テーブルマウンテンといわれていて、てっぺんが平らです。

私は山登りと知らずに来てしまったので、サンダルで登る事になってしまいました。
簡単なコースなので助かったのですが、ウォーターバーグに訪問の際は、サンダルはやめた方がいいと思いました。


その後はヘレロ族の子供たちと遊びながらバーベキューです。
ドイツ人とアメリカ人も合流し、オカカララで愉快なパーティーです。
みんなでお酒を飲みながら、ナミビアの事や日本の事なんかを話したりします。

国籍は違ってもボランティアの悩みはみんな同じで、民族が違っても子供たちの笑顔はみんな同じで、そして任地は違っても日本人の志は同じなんだなと改めて勉強になりました。
笑って飲んでたくさん話して、すごく楽しい一夜を過ごす事ができました。
Kさん、心のこもったおもてなし、どうもありがとうございました。


そして任地に帰ると、私にとって最後になるコンピュータクラスの生徒達がやってきます。

みんなと話して得たいろんなものをナミビアの子供たちに少しでも話す事が出来ればと思っています。

















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2011年7月2日

マッスルハイ - Muscle High -

マッスルハイを知っていますか?

マッスルハイとは、トレーニング時に限界まで自分を追い込む事で味わうことが出来る神の領域です。
おそらくですが、限界まで追い込んでいるときにエンドルフィンが分泌されているんだろうと思います。

まず、トレーニングを開始した時は楽しくてしょうがない、もしくは何か気持ちが乗らないなあ、くらいの感じです。段々とノッてくると、少しずつ気持ちが高揚してきます。そしてひたすらオールアウトを目指している時に、具合が悪くなってきます。吐き気とかします。というか、たまに吐きます。星が舞ったりして、トイレに入ってうずくまったりするのですが、なんとか持ちこたえてフラフラしながらウェイトを挙げると、ごく稀に至極の時がやってきます。これが、マッスルハイです。

私は根性なしなので、なかなかそこまで行けずに気持ち悪い段階で切り上げることが多いのですが、たまに扉を開けると、もはやよく分からないほどの幸せがやってきます。その直前の苦痛が半端じゃないのでなかなか踏み切れませんが、到達した時のあの快感は味わったものしか分からないと思います。ちなみにナミビアではマッスルハイは経験していません。自分の甘さを実感します。

ハイ後に湯船に浸かった時のあの恍惚感はすごいものがありました。
こんな幸せって、あるんだ、と思いました。


そして今、扉を開けるときが来ています。

シャンプーの出来なかったあの頃に戻ります。